まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

フクベとスイカ

2009年05月25日 | 作りました
先日コデマリで染めてみた糸をさっそく使ってみました。

『こぎん刺し教室』で頂いたとっておきの布♪~も
使うことができました。

模様は、前から一度刺してみたかった「フクベ」=「ひょうたん」。
中央に「ムスビバナ」一つと、四隅に「マメコ」の裏返し。(裏マメコとは言わない?)

エクセルで書き出した図案と実物↓
当然、大きさは異なるわけですが、並べてみると何だか不思議。



そうそう、これはカード入れなのです。(suica限定)

裏はとてもシンプルに。。。なってしまいました。
もう一つくらいポケットを付けてみたかったのですが
手縫いで皮素材を使うのは、力のいる作業で
結局、必要最低限のことしかできませんでした。
やはり、こういう時はミシンでしょうか?練習しないと…(汗)


でも、これでスイカをハダカで持ち歩く事はなくなりました・笑

コデマリ染め

2009年05月18日 | 作りました
今年は出遅れてしまった
種まき、色々。

とにかく小さなベランダでのこと。
古い土をのけて、新しい土をエッコラ~運び。。。
今朝、やっと綿の種をまきました。(遅かったかな・・・)

そんな出入りの最中に、気になったのがコデマリ。
小さな白い花弁は風に飛ばされて無くなり、花がらが乾いて。
確か・・・剪定するならこのタイミングですね?

刈り込むほどでもないのですが、
新しい枝が伸びてくれるのを祈って、枝を掃いました。

と言っても、これだけです↓


紙で包んで、ウロウロしていたら
ふと、以前読んだ草木染めの本のことを思い出しました。
コデマリは、枝・葉・花からも染色ができたはず。
少ないけれど、せっかくなので試してみました。

細かく刻んで、いつもの洗濯ネットに入れ、煮出してみました。
黄色がすぐにお湯の中に溶け出しました。


煮出している途中でミョウバンを入れました。

。。。今、書きながら気が付いたのですが(冷汗)
色を出そうと、重曹を入れるべきところ、
間違えてミョウバンを入れてしまっていたのです。

~気づくのに時間がかかりすぎですね。恐ろしいなぁ~(冷汗)

さてさて、ここまで進んでから、染めるもの探し。
こぎん糸の生成りが少し残っていたのを見つけて。
染め液も少ないので、丁度良いかもしれません。

途中で外出して、戻ってまた火にかけて。と、こんなあんばいで。
正味2時間程煮て、冷ましてから取り出しました。

ミョウバンを入れると透明感がやや失われたように見えましたが
結果的に、とても好みの黄色に染まりました。

実物は、もう少し濃く。黄金色を薄くしたような感じです。

高橋朝子さんの糸巻きにまき取ると、すっかり満足してしまいました・笑

*写真は、糸をベランダの椿の葉に乗せて。
 椿の葉はいつもツヤツヤしていますが、この季節
 まっすぐな日差しを受けて、眩しい程きれいです。

花蜜柑の会=追記=

2009年05月13日 | 好きなもの
花蜜柑の会の草花
いきいき!とても元気です。

普段見かけることの多い花でも
鴨川のものは見間違えてしまうほど大きく。驚きました!

昨日、頂いた草花・・・家に戻って水に浸すまでに
時間がかかってしまいましたが、今日も元気です。

野ばらは、朝から次々と蕾を解いて
満開の枝も。



こちらも
昨夜は全て蕾でした



嬉しいですね・笑

花蜜柑の会

2009年05月13日 | 好きなもの
ヒナタノオトさんで行われた
『花蜜柑の会』に参加させていただきました。

こちらに伺うたび、さりげない様子でいけられた草花を目にしていて。
さらり~穏やかに 心に入ってくる花と器。
こんなふうに、部屋の中に草花を置けたらいいなぁと思っていた私。
またとない機会をいただきました♪


*写真はこの日、同じテーブルを囲んだ方々の作品も載せさせていただきます。
事後報告で申し訳ありませんが、皆様どうぞよろしくお願いいたします。


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ホンマさんのお話を伺って、さっそく生けてみます。
まずは用意されたピッチャーや やや大きめの花器へ。

 

 

次に、やや小ぶりな花器へ生けてみます。






そして、最後は店内の器から好きなものを一つ選んで(!)





もっと、たくさん素敵な作品が出来上がっていたのですが
うまく写すことができず。残念。

しかも、この後のお楽しみ♪
お食事の写真は、食べるのに夢中で
(ほとんど)撮っておりませんでした。トホホ…
新鮮でとっても美味しいランチを頂きました。

余裕(?)のあった最初と最後の写真だけ・苦笑


甘くすっぱい夏みかん。
白い花は、蕾をひらく、その時が一番香りが強いそうです。


フレッシュな夏みかんの果汁がたっぷり~のケーキ。
またいつか、出会えますように・祈

ヒナタノオトの皆様
大変お世話になりました。ありがとうございました!

*トップの写真は、お土産の夏みかん。
 さらに、ワカメも頂きました。感謝。

お椀を繕う

2009年05月11日 | 好きなもの
毎日使っているお椀。

底には材料の名前が印されていて、拭き漆仕上げ。
木目を楽しめるところが良くて求めました。
写真、奥がクルミの材で手前がブナです。
使いはじめた頃は、木目は異なるものの
色は殆ど同じでしたが、いつの間にか夫々がそれぞれに深みを増しています。

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少し話はそれますが・・・
奈良井宿を尋ねた時に、『塗元』のご主人にお椀の木どりについて伺いました。

正目がきれいに見えるように木どりした椀は歪みがおき難いが(どちらかというと)割れやすく。
正目ではなく、年輪が丸く見えるような木どりのものは多少歪んでも衝撃に強い。と。

うちのお椀は後者の木目。そそっかしい私には丈夫なのが一番!
ふさわしいお椀を選んでいたことが嬉しかったのを覚えています・笑

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しかしながら
ずぼらな扱いには、それなりの結果が表れて。
とてもお恥ずかしい話ですが、お椀の淵の塗りが磨り減り剥がれて、木地が見えた状態に。
深く反省するものの、元には戻らず。。。
どうしたものか?と思うばかりの日が続いておりました。

そんな中、出かけたテーブルウェア・フェスティバルで、
なんと!同じものを展示している会社を発見。
早速、事情を説明して修理をお願いできるか聞いてみた所。

難しい回答を頂きました。

・修理は部分的に漆を塗りなおす事はできない(色が均等でなくなってしまう為)
 ので 表面を削り取ってから塗りなおす。

・この作業は、手間のかかる仕事なので新品を買うのと同等の費用がかかる。

・思い出深く大切にされているお椀であるなら、修理も受けるが、
 生産者側の正直な気持ちとしては、新しいものを買って使って欲しい。

*この「生産者側の正直な気持ち」は、実は他の出展者の方からも聞いた言葉で。
「使う側」の私には、思いもよらない「現実」の言葉でした。


結局、お椀全体を削ってしまう、というのが
どうしても引っかかって、どこかに補修を依頼するのはやめて、
自分で、部分補修してみる事にしました。

こういう時は、とりあえずハ○ズへ行きます。
昔、小さなチューブに入ったとても高価な漆を見たことを思い出し
妙な決意をかためて向ったのですが
“漆担当”の方に初心者向けの、手軽なものを選んでいただきました♪
マニキュアタイプの容器で、キャップに付いている細い筆で漆を塗ります。
勿論、天然漆で食器に使っても安全です。

ハ○ズの“漆担当”の方に、繕いの手順、漆を乾かすムロの作り方などを丁寧に説明していただきました。感謝!

そして・・・
想像以上に手強いです 漆。 
色々注意してやってはみたものの、淵の際から流れた跡が~
メーカーの方が言っていた「どうしても色が違ってしまう」というの
よ~く解りました・苦笑

それでも、口当たりはツルッと柔らかく、満足しています。
次回、機会があればもう少しうまく繕える、ような気もあるのですけれど・笑
そんな事にならないように、大事に使っていかなくては!