まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

棉の発芽

2008年05月21日 | フラワーポット
去年、2本の元気な苗を頂いて育てた棉。
我が家ではじけた棉の実は8個でした。

今年は初種まき!
気温が15度を下回らなくなったら撒いてよい、というお話で。
5月9日(金)にやや大きめのプランターに
ひとまず20粒まいてみました。

茶色い綿の繊維をむしりとり、前日から水につけましたが
コップの底に沈んだ種は一つも無く。。。
これまでの少ない経験では、一晩水の中に入れておけば、大抵の種は半分以上底に沈んでいるものなのですが。
やはり、我が家のベランダでは栄養が足りないのか?
それとも、取り除けなかった綿の繊維のせい?
色々考えてはみるものの、土の中へ納めなければ結果は出てこないわけでして。
ぱらぱらと土の中に放り込んだのでした。

そして、その翌日から寒い日が続き~
はてさて・・・どうなっているものか?と思っておりましたが
昨日の大雨の後、ベランダに出てみましたら
なんと!今まさに地上に出てきた、という姿。
一人、心の中でパチパチと手を叩きました。

↑写真を拡大してみますと、まばらではありますが
全体にゴマをふったような黒い点が見えてきました。
初めは土かと思いましたが、確かこの棉の葉や実の外側の青い部分にもこのゴマのような黒い点があったことを思い出しました。

シマウマの赤ちゃんも生まれた時からシマシマであるように
この棉にも黒いゴマ点々があるのだなぁ、となんだか納得しました。

こちらは今日友人から送られてきた写真です。
そら豆みたい。美味しそうです。(笑)

5月15日 出会いの日

2008年05月15日 | 手仕事のもの
ひと月前から楽しみにしていたすえもりブックスの末盛千枝子さんのセミナー「仕事の幸せ-ゴフスタインから考える」へ行ってきました。

久しぶりに晴れた良いお天気に、それだけでも気分は上向きでしたが
さらに、なんと!驚きの出会いがありました。(笑)
ブログで知り合った幾人かの方々と、初めてお会いしたのです。
開演前にご挨拶させていただき、一気に上がって行くテンション。
外光が差し込む明るい会場が、更にまぶしく感じた瞬間でありました。

末盛千枝子さんのお話はゆったりと、とても心地よい時間でした。

ゴフスタインさんの本と出会ったとき、美しい本だと思った。
それまでに、感じていた「本の美しさ」とはこういうものだ、とおもった。(私の解釈ですので、末盛さんのお話とは少し違っているかもしれませんが。)という言葉が胸に残りました。


その後、特別な予定のなかった私は
さわさわと5月の風に運ばれるように(笑)ヒナタノオトさんへ。
高橋朝子さんが木から彫りだした人や動物たちがたくさん、たくさんありました。

ゴフスタインさんの本の中でも私にとって特別な一冊である「ゴールディーのお人形」やゴフスタインさん自身が作られた木彫りの人形たちの姿が、幾重にも重なってしまいました。
高橋朝子さんともお会いできて、ほんとうに良かった。

そして、こちらはカエデの糸巻。
素朴で暖かい。そして不思議な魅力をもった糸巻。



見るたびに、自分にジィーンと活を入れてもらおうと、そんな下心もあります。
とにかく、手を動かさなくては。なにも出来上がってこないのだから。と当たり前のことを心の中で繰り返すばかりのこの頃です。
まずは、糸を巻くところから。

あっという間に日は暮れていきますが
これから、今日の出会いをじっくりと反芻してみたいとおもいます。



これは前回、ヒナタノオトさんにうかがった日、帰り道に見つけた路上のアイロン。
本日とは何の関係もないのですが
なんだか惹かれます。

朋子さんの馬~circus~

2008年05月04日 | 手仕事のもの
吉祥寺で行われた萩原千春さんと萩原朋子さんの「陶磁展」

先日ご報告致しましたように、初日に運命の出会いがあり(笑)
最終日に、その「馬」を迎えに行ってきました。

なんと表現すればよいのでしょうか・・・
ず~っとみつめてしまう。
この朋子さんの、この馬の世界へ、時間の流れの中へ
すぅっととけこんでいくような
静かで心地よい世界が この小さなモノの中にあるのです。

そして、やはりなんといってもかわいいのですね(笑)

後姿も愛らしいデス



眺めながら思うのは
この中には何が入っているのだろう?
何を入れるのがいいのだろう? ということ。
勿論、このままで十分なのですが。
やはり 蓋モノ なので。。。

今思うものは、香ばしいもの。
たとえば、じっくり炒った小さな芥子の実のような。

あるいは、フウセンカズラの種。
などなど…です。