まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

道しるべ

2010年03月26日 | 手仕事のもの
萩原千春さんと萩原朋子さんの陶磁展へ行ってきました。

吉祥寺にあるモノギャラリーさんでの2年ぶりの二人展。。。
あれから、もう二年も経っていたのです。
*年をとるのが早いな~苦笑

開店時間を15分ほど過ぎて、階段を上るとすでに数組のお客様。

そして、目の前には某○◇文庫の店主さん!
「わぁ~お店はどうしたんですか?」などと意地悪(?)な質問を投げつつ
朋子さんの世界を一緒に行きつ戻りつ…みてまわり。
いつにもまして、とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。
アリガトウゴザイマシタ・笑


初めて目にする朋子さんのレリーフのような意匠が
とても華やかに見えました。

千春さんの部屋が一段と明るく感じたのは、
やはり絵付けの器が沢山迎えてくれたから、でしょうか?
以前も絵付けのものをつくられていたそうですが、私は実際にみるのは初めて。
自由で、楽しくて、なんだか羨ましくなるような器達です。

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今回もまた、馬さん↑を。 『道しるべ』
うまく撮れなくて、申し訳ないのですが
シッポのあたり、とてもキュートで素敵なんです。笑

ちなみに
二年前の馬さんはコチラ

よく似ているけれど、佇まいというのか
周りの空気感は変化している…ように見えます。

桜の開花

2010年03月22日 | 散歩の途中
お墓参りの日。

埼玉の河原では桃の花と菜の花が満開。

浅草のお寺では、枝垂桜の枝先に
ぽつりぽつり * * * 花ひらき始めていました。

この枝垂桜、いつか満開の姿を見てみたいと思っているのですが、
タイミングがなかなか合いません。

今日、気象庁が“平年より6日早い
東京の桜の開花”を発表したそうです。

散歩日和

2010年03月15日 | 散歩の途中
大橋歩さんのイオギャラリー
『今までのアルネ展』という展示会が行われているそうです。
・・・といっても、会期は3月20日(日)まで。残り僅かデスネ。

昨年の12月、30号で終了した 雑誌『アルネ』。
その全てを読んでいたわけではないけれど、本屋さんに並んでいれば
手にとって中身をチェックしていました。

『アルネはあるねー』。。。数年前、友人がいった言葉。
駄洒落みたいですけれど、私たちは、その時まじめに話したのでした。
そう、アルネには心惹かれる何かが必ずある、と。

家からは“散歩”するのにいい距離なので。
やはり、行ってきました。

原寸大のダミー冊子が何冊も展示されていて。驚きました。
表紙の写真も中の写真も、大橋さんは全て原寸大にプリントして
切り貼りされているのです。
そして、その横に鉛筆で直接書かれた文字。
背表紙も全て、あのアルネそのままに手書きされています。

毎号、こうして作られていたのですね。
隅々まで目に留めておきたい展示でした。

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帰り際に、ギャラリーの若いスタッフの方と三谷龍二さんのカトラリーについて
少しお話ししたのですが、とても丁寧に話を聞いて頂いて、
すがすがしい気持ちでギャラリーを後にしました。

その後、三軒茶屋へ。商店街をぬけてfogさんへ。
こちらのお店に伺ったのは初めてでしたけれど
ここでも、スタッフの方に親切な対応をしていただいて。
とても得をした気持ちでお店を出ました。

時計を見ると、家を出てから丁度2時間。
三軒茶屋まで戻って、その後はバスで帰りました(笑)が、
帰り道、前から気になっていた謎が一つとける、という幸運もありで。
今日は私の散歩日和♪
しみじみ嬉しい散歩の日でした。

ハクモクレン ・新宿御苑にて・ (キブシの写真を追加しました3/17)

2010年03月14日 | 新宿御苑さんぽ
暖かな日差しに誘われて新宿御苑へ。

昨日、家人が駒沢公園の『大こぶし』の固い蕾を確認してきてくれたので
ならば、今ごろ新宿御苑のモクレンが開いた頃ではなかろうか、という予想。。。
。。。当たりました。

ちょうど今、蕾をほどきました、というタイミングです。



とても大きなハクモクレンの枝は
足元まで枝垂れていて、空を仰ぐように咲いているモクレンの花がとても近く
すぐ目の前でみることができます。

アンテックレースの花文様のようにもみえて。



どの姿も、色合いも、なんとも美しく優雅。


他に、寒桜とサンシュユが満開!
三椏の花とマンサクの花はそろそろ終わり。
そして、初めて木五倍子(キブシ)の花をみました。(写真が上手く撮れず、ありませんが)
新宿御苑で咲いていたのはハチジョウキブシという種類で
若葉のような淡緑色の小さな花が、ぶどうの房のように連なっています。
確か、昨年五月の花蜜柑の会で頂いた小さな青い実がこの花の実と知り。
木五倍子(キブシ)という名前を初めて知ったのでした。
実際に花も知ることができて良かったです。

::::ハチジョウギブシ:::::
離れたところからみると、
葉の少ない木々の枝に、ほんのり緑色の霞がかかっているような景色でした。
新緑が芽吹いているのかと近づいてみると、小さな花が連なって咲いていたのです。



花かんざしの様にゆれていました。


春の編みもの

2010年03月11日 | 作りました
編み物・・・なぜか二年に一度くらいの間隔で
何かを編んで作りたくなるのです。
と言っても、小さなものをチョコッと作れば
もうそれで満足してしまう程の欲求なのですが。。。

今年の冬は『暮らしの手帖43・winter2009-10』に載っていた
かぎ針での連続編みを試してみました。
基本の丸いモチーフは懐かしい~と思いながら編めたのに
「連続編み」は3つ繋がったところで挫折。
その先が続けられません。。。連続模様なのに。

すっかり忘れていましたが、私は「編み目記号図」を見ながら
編んでいくのが苦手でした。
同じように編んでも決して予定通りの大きさにはならないのと
しばしば どこを見ていたのか分からなくなってしまうからです(恥)

それで、基本の丸モチーフをつなぎ合わせて首に巻くものを一つ作りました。
本当はヘアバンドみたいに頭に巻くものを、と編み始めたのですが
結局、いろいろ試して首に納まったものです。

例年なら、これで“編みたい欲求”が消えるところですが
今年はもう少し続いています。(一人で部活という感じ・笑)

麻の入った糸でベレー風の帽子を編んでみました。
こちらも、最初は本など参考にしていたのですが、もう見ていられなくなって
頭に合わせながら終わらせました。

被ると「パン屋さん」のイメージ。フフフフッ。


編み始めた時は、本で沢山のモチーフを見ていたので
後ろはこうなっています(汗)



もっと落ち着いた色あいで、シンプルなデザインにすれば良かったと、少々後悔してます。
でも、もっと暖かくなったら これでも良いと思える日が来るかもしれない…
…と期待しています。トホ。。。