まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

父のリハビリ

2010年07月31日 | 暮らし
7月26日、父が退院しました。

当初の予定は、既に何度かおこなっているカテーテル手術の経過をみるための検査で
二泊三日の予定でした。それが、途中で手術に切り替わり。。。

2週間後、退院の許可がでたものの
父は自力でベッドから起き上がる事も、歩く事も出来なくなっていたのです。
何度か入退院を繰り返している父ですが、これは初めてのことでした。
母と二人の生活ですから、このまま帰宅しても、元の生活に戻るのは難しい。
そこで、
リハビリ専門の病院を紹介していただいて転院の運びとなりました。
そこから二ヶ月。検査入院から数えて3ヶ月後の退院です。


**カテーテル手術:父に場合、血管の狭くなった所を広げたり詰りを取り除く手術。
  切り口が小さいので、術後の経過がよければ数日の入院で帰宅できる。**


検査から手術、転院。色々な場面で 
今まで考えもしなかった、ということが現れ出でてくるものですね。

その中でも、私が一番驚いたのが、『リハビリ』です。

何度かの入退院を繰り返している父は
ここ数年、家の中でイスに座って一日を過ごし、歩く距離も必要最低限という感じ。
もともと積極的にリハビリをするような人ではないのですが、
歩くと腰が痛いというし、心臓に大きな負担がかかるのを恐れて
家族も動くことを強く言えない。
むくんだ足をマッサージするのも容易に手が出せない状況でした。

立ち姿もすいぶん前屈みになっていました。
(ある日、久しぶりに撮った自分の立ち姿の写真を見て、『なんで、前に転びそうになっているんだ?』と言った父です。)

歩くとおこる腰痛については、大学病院でなんども診てもらい、検査もしましたが
痛みの原因は特定できず、
「特に悪いところは無い。」という結論に達し、整形外科への通院は終わりました。
重大な病気は無いと知って父は安心したみたいですが(少し痛みも和らいだ?苦笑)
でも、痛みはなくならず。
私は、筋力が落ちてしまったから
ちょっと歩くだけで疲れて痛くなっている?と考えていました。

リハビリ専門の病院に入院して、父は数日でベッドから自力で起き上がれるようになり
徐々に歩行訓練を開始。
一月ほど経って、杖を持って歩けるようになりました。
前屈みだった姿勢もかなり起き上がっていて、びっくり。

リハビリ担当の方のお話では、膝が硬く、曲がっていると
前屈みの姿勢で歩くようになってしまうそうで。
リハビリ時間の前半は身体の関節、特に足の関節を柔らかくするためマッサージに割かれています。

姿勢が良くなった父は、以前より長く歩いても辛くないそうで。
疲れてきて、前屈みになってしまうと腰が痛くなると言っています。
確かに!誰だって腰を曲げた姿勢で歩くのは辛いですよね。
腰痛の大きな原因は姿勢にあったようです。

こういう事って、整形外科ではわからない領域なのでしょうか?
ただただ驚くばかりです。

とりあえず病院へ行けば、どうにかなる。と思っているところが私にはあります。
でも病院という所、本当はどう利用するのがいいのか?
わからない事だらけだった、と感じるこの頃です。

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写真は、母の紫蘇ジュース。
リハビリとは何の関係もありません。(笑)

さやがた ・紗綾形・

2010年07月29日 | 暮らし
『さやがた』と覚えていました。

例えば、えんどう豆の『さや』のような細長い形をデザインしたもの?なんて。
なんとなく~、恥ずかしながら、思っていました。

でも、あらためてよくよく見てみると
どうしても、『さや』の形を見て取れないのです。

調べてみたら『紗綾形』でした。(赤面)
昔、大陸から入ってきた絹織物・紗綾織の地紋としてよく使われていた事から
この『卍崩し』(あるいは『卍繋ぎ』)の文様に、その名が付けられたのだそうです。

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今、少しづつこの文様を刺しています。
少し慣れてくると、卍の形が妙に気になり・苦笑
(↑上記のような思い込みでいましたから、卍が主役だなんて考えていませんでした。)
なんだか失速。。。(作業が進まないのはそれだけではありませんけれど…汗)

でも、ある時ハートの形を見つけてから
*↑の写真で、ハートが上下向かい合っているように見えませんか?
俄然、刺すのが楽しくなりました♪

午前中の窓辺に座って、夏休みの宿題のように
少しづつ、少しづつ進めています。

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そんな時、
思いがけず届いた旅のお土産に
かわいらしいハートがついていました。



ハートがつながって、嬉しい予感!

夏の日 =カラスウリの花=

2010年07月22日 | 散歩の途中
梅雨があけて、一気に真夏の様相。
暑中お見舞い申し上げます。

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写真はカラスウリの花。

買い物帰りの いつもの道で
この季節になると、目にする白い花。
特に夕暮れ時、目を引く ちょっと不思議な花。

今日やっと、ケイタイで撮りました。
生垣に絡みついて咲いているので、
高い枝から垂れ下がっている赤い実=カラスウリのイメージとはちょっと違います。

↓遠くの花にピントが合ってしまいました。



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この暑さのせいで、気がつくと2週間もココに記事をアップしていませんでした。
カレンダーを見て、ビックリ・・・デス。

この間に、千葉のお祭りを見に行ったり
父の退院のための準備をしたり
ときどき、窓をあけて昼寝をしたり、していました。(汗)
お祭りについては、写真などまとまりましたら
こちらでご報告したいと思っています。

図鑑NEO

2010年07月11日 | 
今年4月の益子旅から帰り、思い出のすみっこに引っかかったままの「?」が一つありました。

それは、真っ暗な夜の田んぼから聞こえるカエルの鳴き声。

グワァ~クワァ~~(?)と、いかにも!な感じのカエルの大合唱の中に
硬いものを連打するような声が聞こえていました。
まるでカスタネットを叩いているみたいなのです。
はじめて聞く声でした。
どんなカエルなんだろ?

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そんな、つい先日の事。
図書館で図鑑を見つけました!

『小学館の図鑑NEO 両生類 はちゅう類』

蛙の鳴き声CD付で
カエルの合唱5種類。
日本のカエルの鳴き声42種類。
海外のカエルの鳴き声13種類。
ヤモリの鳴き声2種類。
が収められています。

これを聞けばわかる!?と勇んで借りて帰りました。
でも、、、
このCDを初めから最後まで聞くと67分32秒かかるのです。
なかなかー、タイヘンな仕事になりそうです。

リストを調べてメボシをつけようと考えましたが
「CD鳴き声図鑑」のリストに表記されている鳴き声
(例えば、ウシガエル・・・ウオー・ウオー)を見てみると
カスタネットのような音はありません・苦笑

そんなこんなで、なかなか手が出せずにいましたが
返却期限が迫ってきた本日
やっと謎が解けました。


カスタネットのような鳴き声の持ち主は
シュレーゲルアオガエルと思われます。

当初、CDの順番がはやいニホンアカガエルを聞いて
似ている?!と思いましたが、
後半に登場したシュレーゲルアオガエルの声を聞いて
これだ!と・笑

そして、一緒に大合唱していたのはニホンアマガエルと思われます。
シュレーゲルアオガエルもニホンアマガエルも3~5センチくらいの
小さな黄緑色のカエルで、よく似ているそうです。

ちなみに、上記のカエル3種は皆日本固有種で。
この本の鳴き声の表記は
シュレーゲルアオガエル : ピリリリ・・・
ニホンアマガエル : クワッ・クワッ・クワッ・・・
ニホンアカガエル : キョッキョッキョッキョッ・・・ でした。う~む。

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CDを取り出すまでは、1時間以上もカエルの鳴き声を聞いていられるかしら?
なんて思っていましたが、
想像をはるかに超える楽しさがありました♪

収められているカエルの声は
私が思い込んでいた「グワッグワッ」とか「ケロケロ」というのはほとんど無くて
多くは、梢を飛び交う小鳥のさえずりや秋の虫の音のようで。
時々、これはニワトリ?とか
風邪を引いた犬のくしゃみ?とか
映画『スター・ウォーズ』に出てくる『R2-D2』!のような鳴き声もあるのです。
そして、声の背景には水の流れる音があったり。。。

蒸し暑さを、すっかり忘れてしまう・・・というより
むしろ、蒸し暑い方がいい、と思えるほどの素敵な音の図鑑でした。

あんずジャム 2010 *その2*

2010年07月06日 | 作りました
日曜日のあんずジャムつくり。

種をとった果肉2,100グラム
グラニュー糖はあんずの60%くらい。
(確か、前回は70%くらいのお砂糖で作ったハズなので。
今回は少し減らして様子を見る事にしました。)

出来上がったのは
大小あわせて8つの瓶と、プリン型1つ分と、大匙2杯でした。

あんずの量は昨年より多いハズでしたが
瓶がたりなくなりそうだったので、前回よりはやや硬めに煮詰めて。
結局、同じくらいの量のジャムになりました。