たばこと塩の博物館でおこなわれている
『和田誠の仕事』展は
今年初めの
『東京見物』の刊行記念トークショーの中で
ちらっとうかがってから、ずっと楽しみにしていました。
開催間際になって10月の毎週日曜日にイベント(*事前申し込み)があると知り
勿論、全てのイベントへ申し込みのハガキを出しました。
しかし、戻ってきたのはハズレのハガキ5枚。。。
仕方ないですよね、たくさんの人が和田さんと和田さんの作品のファンなのですから。
・・・そうして、一先ず気持ちは『工房からの風』一本に絞られて。
“会場マップ”など予習していた金曜日の夜に
思いもよらない電話がかかってきたのです。
17日のトークショーにキャンセルが出ました…と(喜喜)
それでなくても少々ハイ☆な状態のところに、この知らせ!!
うれしくて、頭の中が真っ白になりました。
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1階の展示スペースの脇、幾つか階段を下りたところに[視聴覚ホール]がありました。
まず、司会の方と和田さんのご挨拶のあと
この日は「快盗ルビイ」(1988年製作、上映時間96分)を皆で観て
その後、休憩を挟んで
主に映画制作について和田さんのお話をうかがいました。
事前に、「キャンセルされたお席に座っていただきます。」と言われていたとおり
会場の座席は全て指定席になっていて。
私たちの席は、なんと中央最前列。
心の中で、色々な方に感謝しました!そして、さらに心拍があがります・笑
「怪盗ルビィ」 観ながら、フフフッと笑い。
あの時代がギュッと詰っている画面を懐かしく拝見しました。
そして、
映画のお話をされる和田さんは
前回の時より、こころなしか楽しそうにみえました。
トークショー終了後、入り口付近に立たれていた和田さんに
短いお話をする人、写真を一緒にとらせてもらう人、サインを求める人、、、
予定外の事だったようですが、静かにできた行列に
快く応えてくださる和田さんがとてもありがたく。素敵でした。
結局この日は、展示を観ることは出来ませんでしたが(後日、もう一度行く予定です)
ちゃっかり図録にサインをいただいて。
表に出ると、キョンキョンと 真田広之さんが屋上で見上げていたのと同じような
赤い夕焼け空が広がっていました。
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16日・17日は最後まで密度の濃い二日間でした。
「おたのしみ」をワクワクしながらまっていたけれど
それが過ぎても、その幸福な感覚はつづいていて
きっと心の火種になってくれるのだと感じます。感謝。
おたのしみはこれから~。