まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

- 春を探しに -

2012年02月17日 | 手仕事のもの
ヒナタノオトさんへ行って来ました。

 - 春を探しに - 舞良雅子 佐々木ひとみ 展

舞良雅子さんのつくられる布の美しさに
いつも魅せられてしまいます。

そして、昨年の「工房からの風」で出会った佐々木ひとみさんのアクセサリーは
近づいてじっくり見ていると、ずーんとその世界に引き込まれていく楽しさがあり。。。

そのお二人が揃うとは!正直参りましたー・笑


やはり初日に。
どうしても抜けられない用事があり、30分だけと決めてみにいきました。

前にも、感じたことですが
舞良さんの、特に白い布(ストール)を見ていると
花嫁の肩にそっとかけてあげたいなぁと思うのです。

今回のものは、前回展示のストールよりも
さらにふっくらと、まぁるく身体を包んでくれるフォルムで。
穏やかに輝くような白い布でした。

本当に、花嫁の肩に・・・
あの時、この布に出会っていたら・・・(もう一度、あのような服を着ることがあれば・苦笑)
もしくは、あの人の肩に・・・
あるいは、だれか幸せな人のその背中に・・・
ぜひともかけてあげたい、と妄想が広がるのでした。

そうして時間はあっという間に過ぎて行き。
バタバタと現実の世界へ帰ってきました。
(でも、ピアスを一つ連れて帰る事に。♪)


そうそう、ヒナタノオトさんのご近所の和菓子屋さん「清寿軒」さんは、
今回はお店は開いていましたが、目当ての「おこし」はありませんでした。
「おこし」は季節もので、例年なら2月いっぱい販売するのだそうですが、今年は早くに終わり。
次の販売は、11月だそうです。残念!



島ボタン店の釦

2012年02月14日 | 沖縄
まちがいなく“昭和のボタン”。

平和通りの奥にある『島ボタン店』さんの釦です。
手芸店ではなくボタン店。
その名前に惹かれて入ってみました。
(実際は、商店街にある普通の手芸店という感じです)


その後は、宝探しが楽しくて・笑
何しろ、ずらりとならんだ箱を見ているだけで
懐かしーい気持ちでいっぱい♪

さらに、見本と箱の中のボタンの色が必ずしも一致していない
(柔らかなイチゴみるく色がいいなぁと思って箱を開けたら、ショッキングピンク!とか)
・・・店内とはいえ、箱の外にあるボタンは退色してしまったのですね。
でもその枯れた色がとても良かったりします。

今回、はじめてだったので
心の準備が足りなかったけれど、
今度沖縄へ行く時は、もっと充分に『島ボタン店』を堪能したいと思います。



玩具ロードワークス

2012年02月07日 | 沖縄
山城饅頭とともに、もう一つリベンジ?したいお店がありました。
琉球玩具を作っている豊永盛人さんのお店
『玩具ロードワークス』さん。

以前、訪ねた時はお休みで 看板の写真を撮って帰りました(苦笑)
現在はお店を首里から牧志に移していらっしゃいます。
↑猫の看板、分かりますか?だいぶ色あせていましたが、やっぱり可愛い。
(?あれ、色変わってない??)

*首里店を訪ねた時⇒ 

豊永盛人さんの張子は動物も人も車や電車も・・・
色々あります。
カルタも何種類かあって、かなり惹かれました。

豊永さんは『伝統的な張子』のカタチも作られていて。
私もどこかそんなイメージも併せ持ってお店に入ったのですが
観ているうちに、どんどん『楽しい』気持ちだけになっている自分がいて。
ああ、ココは『伝統』とか『工芸品』とかは さておき、
こどもも大人も楽しめる、本当におもちゃ屋さんなんだと思いました。

そして連れ帰ったのは


サンタクロース(笑)

会計をしている時、ふと豊永さんの手元を見ると
サンタを入れた箱にサラサラとイラストを描いてくれていました♪




さらに紙袋にハンコを押して、、、
「持ち手があったほうがいいですよね?」って訊いてくださるので
???「はい」と返事すると、
「これ付けるの好きなんだ~」と小さな独り言(?)を呟きつつ
毛糸を取り出して、手さげバックにしてくださいました。
もう、たまりません。かわいー(笑笑〉


自慢げに一日中このバックを手に下げて歩いたのは言うまでもありません。

Your Lone Journey -あなたのひとり旅-

2012年02月04日 | 


『あなたのひとり旅』

M. B. ゴフスタイン/画  谷川 俊太郎/訳


久しぶりの代官山。
ヒルサイドテラスでのセミナー
『人生に大切なことはすべて絵本から教わった Part3』へ。

お元気な 末盛千枝子さんと谷川俊太郎さんのお話。

ペンを持たずに出てきてしまったこともあり、
いつにも増して、“だいじな言葉”を自分に留めようと心して向かい。
そして、気が付くとたくさん笑って、笑って、いました。(笑)

帰ってから、この本を一度ゆっくり読んでみて
ずっと前にヒルサイドテラスのサイトで、このゴフスタインの新刊についての説明を読んだ事を思い出しました。

・・・「大人のための絵本」です。愛する人を亡くしたすべての人、哀しみの中にいるすべての人に捧げられたこの本は・・・

そうだった。私はセミナーに申し込むのを躊躇ったのでした。
しかし、新しい年を迎える頃にはすっかり忘れてしまい(苦笑)
今日という日を楽しみに迎えたのです。

躊躇った理由は一つ。
その時は、愛する人との別れについての本をとても読めないと思ったから。

この『別れ』について、時々想うのです。

とても受け入れられない、と 強く強く思うことや
どうにか拒めないものかと祈ってみたことも。
そして、少し前から
受けとめることを想うようになってみたり、と。

あの時は とても本は読めないと思っていたはずでした。

しかし、そんな事をすっかり忘れてしまっていた一日、二日前

ふっと・・・「別れ」があってもまたきっと会えるのだから。。。
きっと繋がっているのだから。。。
辛い時間もいつかはおしまいになるのだよ。。。というような想いが突然降ってきたのでした。(笑)

事前に、こんな言葉が降ってこなかったら
私は今日という日をどんな風に過ごしたのだろう。

こんなタイミングと、めぐり合わせにちょっとドキッとして。
それでもなにやらほっとするような、そんな気持ちがしています。


今日という日に
『Your Lone Journey -あなたのひとり旅-』と出会って。

冬のパン

2012年02月04日 | 暮らし
沖縄の小さな旅の報告はもう少し続きますが
ここで、ちょっと別のご報告を。

旅から戻って直ぐに届いた『もりのにわ』さんのパン!

少し前に、もりのにわさんが紹介されていたフライパンでパンを温める方法も試してみました。

今回は数種類のパンを一度に温めたくて
平たい鉄の鍋(いわゆる すき焼き鍋というものでしょうか。我が家では本来の用途ではあまり使われませんが…)に
油が気になったので、クッキングペーパーを敷いてパンを並べ
蓋をして弱火でじんわ~り温めました。

外側はカリッ、中はしっとり、とても美味しかったです!

もりのにわさんが書かれていた言葉の意味が分かったように感じました。

天然酵母のパンはじっくり焼いて温めなおすと生き返ります


写真は、チョコクロワッサンを火鉢で温めているところ(網が大き過ぎ!苦笑)
こちらも勿論 いい香りが漂って~美味しく頂きました。