まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

Whangdoodles[ワンドゥードル] さんの靴

2008年11月27日 | 手仕事のもの
突然ですが

実は、ここ数年の間
ずっと自分の足に合う革の靴を探しています。
以前より歩く時間が増えた為なのか?
足の形が変わったようにも思われ。
とにかく、昔、気に入って履いていた靴は全て苦痛の元になっています・涙

そんな時、
10月のギャラリーらふとの[工房からの風]の案内の中でWhangdoodles(ワンドゥードル)さんを知り。
日に日に胸の膨らむ思いで、その日を待っておりました・笑

初めは、私にはちょっと可愛すぎる気がして手に取れなかった“Tストラップ”。
でも、薦めていただいて履いてみると、ずっと頼もしい感じです。
色もチョコレートブラウンに替えて。
思い切ってお願いしました。

納品は「12月中には~」というお話で、
勝手に自分自身へのクリスマスプレゼント♪と決めて
密かな愉しみとしてあたためてきました・苦笑

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そして、それは思いもよらぬに早足で私の所にやって来てくれたのでした。
今日届いた新しい一足。

今年の夏に読んでいたくちぶえカタログの中で
松浦弥太郎さんが、靴に名前をつけていましたっけ。。。

でもねぇ、そんなコト私にはできないなぁと
苦笑いで足元を見たら、フォワ~ンと『smile』が浮かんできました。



チラッと靴下が覗く所が三日月眼の様に。
見えませんか?笑

古渡り更紗ー江戸を染めたインドの華ー 展

2008年11月13日 | 好きなもの
五島美術館の[特別展] 古渡り更紗ー江戸を染めたインドの華ー 展へ行ってきました。

インドの更紗といえば木製の型をバァ~ンバァ~ンと布に打ちつけ
文様を染め付けていく様子が(どこかで見た映像なのです)
すぐに思い浮かんできてしまいます。
しかしながら、ココに集められた布たちは
その大らかさを残しつつ、非常に繊細で艶やか。
人から人へ、大切に愛されて時を渡ってきた布でありました。

江戸時代前期には、当時のファッションリーダーたちの間で大胆に用いられていた「更紗」。
安永年間には幾度も解説書が登場するほどの人気であったというのには驚きました。

「彦根更紗」と呼ばれる井伊家に伝わるコレクションや
小さな裂を丁寧に貼りこんだ折り本の『裂手鑑-キレテカガミ-』などなど
小さな一片も宝として残され、
それにふさわしい趣があり、決して広くは無い会場でしたが見ごたえ十分でした。

さらに目をひいたのが、沢山の更紗が縫い合わされたきものや陣羽織で、
展示がえの為に全て見ることは出来ませんでしたが、カタログの写真からも
その美しさと迫力を感じられます。

そして、なんとも愛らしく魅力的なのが
「たばこ入れ」など、袋物に仕立てられた小物のコレクション。
小さな世界に手をかけ、思いを込めた逸品が並び。
時間を忘れて見入ってしまいました・笑

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美術館のお庭では、お茶会が催されており
華やに賑わっておりました。

庭園内には幹のしっかりしたモミジが幾本もありましたので
もう少し秋が深まった頃にこちらを訪ねれば、
きっと素晴らしい景色なのでしょう。
お茶会の方々も「もう少しですねぇ」と話されていました。



猫はむくむくと。
芝生の隅でうたた寝。


石塔を写そうと仰ぎ見ると
なにやら小さな青い者が・・・上から四段目。


拡大してみたら
カマキリが留まっていました。
彼(彼女?)の視線の先には富士山が見えるハズです。


しげみの中に山芋でしょうか?
力強い黄葉。


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帰り道。
駅の近くのカフェで柿を頂いて帰りました。
懐かしい味の柿。
秋の穏やか一日が終わろうとして、なおも輝いて見えるようでした。




*トップの写真は街路樹:トウカエデの紅葉

洗濯機

2008年11月12日 | 暮らし
先週のこと。

洗濯機を回しながら、別の部屋でパソコンをみていたら
ピーーーッと甲高い音が聞こえてきました。

うん?洗濯が終わるには早すぎる。
きいたこともない音。。。

果たして、洗濯機は壊れてしまったのでした。

この洗濯機、思えば今月ででちょうど12年経ったところ、でした。

12年って、壊れるにはちょっと早いような気が。
全自動洗濯機とはこういうものなのでしょうか。
昔、実家で使っていた二層式洗濯機は、
家族が感心するほど動いていてくれた記憶があり。
でも、幾度かの引越しも共にして、しかたのない事かも。。。

手洗いするのも限界があり、新しい洗濯機が来るまでの間
溜まっていくよごれものを見て、
洗濯機ってよく働いてくれていたんだなぁと、
その存在のありがたさを想う日々でありました。

そして小心者の私は
「故障の連鎖」、なんて話を頭に浮かべ・笑
他の家電製品は大丈夫なのだろうか?と
しようのない心配をしてしまうのでした。

そして昨日・・・・・・・・・・・・・

今度はエアコンが作動せず。
本体のスイッチを動かしてみても、
リモコンの電池を代えてみても動いてくれず・汗
もう、これからは火鉢だけで過ごす!と一人で意を決めた時(笑)

ブレーカーのスイッチが入っていないことがわかりました・苦笑
あ~よかったよかった。

かっぽうぎ

2008年11月05日 | 作りました*再利用
この頃、時々家の中で
きもの(和装)を着てみます。

家族の古い着物を何か使えるものに。
作り変えることを考えていましたが、私が手を入れてしまうのは
どうにももったいないと思えるものもありますし。
繰り返し眺めていたらちょっと袖を通してみたい、そんな気持ちも起きてきました。

まずは、きものに慣れること。と、
何でもない「普通の日」に着て、普通に過ごしてみるのですが
やはり、家の中では水仕事が多いのです。

そこで「かっぽうぎ」が必要になりました。
アレコレ探しているのですが、これもまた不慣れなアイテム。
決めかねていたところ、丁度いい記事を見つけました。

『暮しの手帖 第4世紀27号』2007年4月5月号
こちらの「エプロンの研究と実践」というところにはシンプルで使い勝手の良さそうなエプロンが紹介されています。

着なくなったオックスフォードのシャツで作ってみました。
私は暮しの手帖のものより丈を長くしましたのでシャツ2枚と1/4くらいかかりましたが、膝丈くらいなら男物のシャツ2枚で1着作れるようです。

この割烹着も「きもの」と同様に直線で組み上がっていて
そこにとても惹かれます。

*「割烹着」
調理場で使うから「割烹着」ですが、
割烹というのが、どうも大きすぎて
私には「かっぽうぎ」が丁度いい感じです・笑

「きもの」も「かっぽうぎ」もこれから少しづつ
自分の形を探していけたら楽しいなぁと想うこの頃です。