親類の慶事で東北へ出かけた義母が『おみやげ♪』と渡してくれた漆塗りの箱(写真・左)。
おおよそ10㎝×8㎝×5㎝。
丸みのある小さな箱は、懐かしい~見覚えのあるものでした。
数年前に、実家からようやく引き上げてきた荷物の中に
確か、同じ様なものがあったはず…と古い箱をあけて探し出しました。
そうして久しぶりに明るい所へ出てきたのが
写真・右の菊の花の文様の小箱です。
この丸い菊文様の方は
幼い頃、一緒に暮していた祖母が、何処かの旅のお土産として
私と姉に同じものを一つづつ買ってきてくれたものです。
当時の私は、『ふ~ん、箱かぁ。何を入れようかな?』ということ位しか
考えずにに受け取ったのだろうと思われますが、
今、あらためて見ていると
旅先で見つけた小さな箱を、選んだ祖母の気持ちが何となくわかるような気もします。
これが年をとるという事でしょうか・苦笑
それにしても二つはよく似ています。
並べてみると、全く同じ大きさです。
『おみやげ』ってこういうものなのか?と妙に納得してみたり。。。
それで、よくよく小箱の入っていた紙の外箱を見てみると
どちらにも「玉虫塗」と印されていました。
新しい方の箱にはその説明書きも入っていて、
仙台の国立工芸指導所で開発された技法であり、「仙台名産」であるとわかりました。
30年以上前に、祖母が旅した先は仙台だったのですね。
:::::::::::::::
この箱の中には、少しの古銭(私が生まれる前のものもありました)と
このようなカードが入っていました。
美しい妖精のイラストはCicely Mary Barker(シシリー・メアリー・バーカー)の
『フラワーフェアリーズ』の挿絵の縮刷で、
ハイクラウンチョコレートの箱の中に入っていたおまけでした。
左にある大きめの2枚は、小学校1年生の時に担任の先生から頂いたもの(と思われます)。
笑顔がとても印象的な先生。
生徒のよい所を一生懸命見つけ出して、手作りのカードをくださったのですね~。
小箱は当時の私の宝箱だったとわかりました・苦笑
お義母さんの小箱から、思いがけず様々な思い出が広る一時でした。
おおよそ10㎝×8㎝×5㎝。
丸みのある小さな箱は、懐かしい~見覚えのあるものでした。
数年前に、実家からようやく引き上げてきた荷物の中に
確か、同じ様なものがあったはず…と古い箱をあけて探し出しました。
そうして久しぶりに明るい所へ出てきたのが
写真・右の菊の花の文様の小箱です。
この丸い菊文様の方は
幼い頃、一緒に暮していた祖母が、何処かの旅のお土産として
私と姉に同じものを一つづつ買ってきてくれたものです。
当時の私は、『ふ~ん、箱かぁ。何を入れようかな?』ということ位しか
考えずにに受け取ったのだろうと思われますが、
今、あらためて見ていると
旅先で見つけた小さな箱を、選んだ祖母の気持ちが何となくわかるような気もします。
これが年をとるという事でしょうか・苦笑
それにしても二つはよく似ています。
並べてみると、全く同じ大きさです。
『おみやげ』ってこういうものなのか?と妙に納得してみたり。。。
それで、よくよく小箱の入っていた紙の外箱を見てみると
どちらにも「玉虫塗」と印されていました。
新しい方の箱にはその説明書きも入っていて、
仙台の国立工芸指導所で開発された技法であり、「仙台名産」であるとわかりました。
30年以上前に、祖母が旅した先は仙台だったのですね。
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この箱の中には、少しの古銭(私が生まれる前のものもありました)と
このようなカードが入っていました。
美しい妖精のイラストはCicely Mary Barker(シシリー・メアリー・バーカー)の
『フラワーフェアリーズ』の挿絵の縮刷で、
ハイクラウンチョコレートの箱の中に入っていたおまけでした。
左にある大きめの2枚は、小学校1年生の時に担任の先生から頂いたもの(と思われます)。
笑顔がとても印象的な先生。
生徒のよい所を一生懸命見つけ出して、手作りのカードをくださったのですね~。
小箱は当時の私の宝箱だったとわかりました・苦笑
お義母さんの小箱から、思いがけず様々な思い出が広る一時でした。