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まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

藍の花

2007年09月27日 | フラワーポット
先月藍の生葉染めの後、らふとさんに頂いた藍に花が咲いています。

藍は強いと聞いていましたが
ほとんどの葉をむしられた茎から、数日後には白い根が出て。

その後に育った青葉も台風で大きなダメージを受け、
かなり厳しい状況でした。
(しおれた部分は深い藍色でした。藍の色は確かにここにあるのです)

でも、咲いてくれました。やはり強いのですね。

“赤まんま”のような小さな小さな花です。
白い蕾の先、さっと紅を差したようにほんのり染まっています。
可憐です。

棉の実 はじけました。

2007年09月26日 | フラワーポット
こまこまとした事に気を取られていて
ずいぶんブログをお休みしてしまいました。
あらら・・・

そんな中(?)
今朝一番に棉の実が弾けているのを発見しました。
おおおっ!
想像していた通りかなり小さいです〈苦笑〉
そして、この棉は白ではなく、茶棉であったようです。

開花2日後には花びらが落ち、
青い実が少しづつ膨らんできていました。



棉の育て方を、少し調べていたのですが
『開花から50~60日で実がはじける』とありましたので
もう少し大きくなるのかしら?と小さな期待も持っていたわけです。
写真はどれもかなり近づいて撮っていますが、青い実の直径は2~3センチなのです〈苦笑〉

先日、伊勢のおはらい町で偶然見かけた綿の実は
我が家の3倍くらいはあり、ガク部分から大きくはみ出してまぁるく膨らんでいました。
(伊勢への旅については後日upする予定です)

この実の開花はは8月19日でした。
この所の秋の風に慌ててしまったのかも知れません。

気がつくと、もう一つはじけていました。
こちらは更にちいさく、↑のものよりも綿の繊維が膨らんでいません。
今朝開いたのはこちらの方だったかも知れませんね。
丸くてかわいいです♪


枝につけたまま、少し乾燥させてから収穫しようと考えていましたが
ちょっと指先でふれたら、ポロン~と外れてしまいました。
慌てて枝を切り、部屋の中で乾燥させることにしました。

手の中に落ちた綿の実は、小さなまゆ玉のようです。

棉の花

2007年08月19日 | フラワーポット
昨日はぐっと気温が下がり、連日の猛暑からしばし開放され~
ほっと息をつかせてもらった気持ちでした。

朝、ベランダの様子を見ると
なんと!棉の花が一つ開いていました。
本やインターネットで見た綿の花はもっと大きく思われ・・・
蕾は幾つかあるものの、開花までにはまだまだ日がかかるものだとばかり思っていました。
私のイメージしていた大きさの1/3くらいでしょうか(苦笑)

でも、優しいクリーム色の花です。
どうか、小さくともしっかりと実を結んでいただきたい。願うばかりであります。

正面から見ると、力強いえんじ色が五弁の花のように見えます。
前夜TVでみていた万華鏡の光の文様が浮んできました。


蕾は伸びた葉の枝の途中につきます。
3枚の三角形のガク(?)に守られているようです。


夜になって赤い手帳の8月18日の所を開くと…

『いいことがあった日も、
 つまらないことがあった日も、
 忘れたくないことがあった日には、
 空の写真を撮ってみよう。
 その写真はかならず、たいせつな一枚になる。』

という言葉がありました。
そうか---空にはまるで眼が行かなかったなぁ、と考えていたら。
ありました。この日の空の写真です。
私は行けませんでしたが、夫が写真を撮ってきてくれました。

多摩川の花火大会☆


みのる

2007年05月22日 | フラワーポット
近くの遊歩道、桜の木の下を歩いていたら小さな実を発見しました。
なんとも愛らしい赤紅色。

すっかり熟しているように見えますが、ツンと上を向いています。
この後も成長を続けて大きくなると、下向きの、あのさくらんぼの姿になっていくのでしょうか?

そして、実るといえば~
いつも季節ごとにお騒がせしている我家のブルーベリーですが、
3本のうち、今年早々と花を咲かせた2本は、ほぼ2ヶ月間花を付けていましたが
実を結ぶ前にヒヨドリに全て食べられてしまいました。(涙)

朝方、鳥の鳴き声が良く聞こえて…なんだか穏やかな春~などと
のほほんと過ごしてしまったのです。
気が付いた時には、既に花は半分無くなっておりました。
その後も、なす術は無く。。。

今年は世の中の花も早く、ヒヨドリさんも食べる物には不自由無かったのでは?!と訊ねてみたいものですが、花が無くなれば用はないらしく、声すら聞こえなくなりました。

しかし、幸いなことに
我家には花咲く時季が遅いもう一本のブルーベリーがあるのです。
今年初めて太い枝を落したので、どうなる事かと心配でしたが
昨年よりも多く実がつきました。



ヒヨドリのが通りかからぬことを祈りつつ、見守る日々であります。

ローズマリー ~Rosemary~

2007年05月09日 | フラワーポット
ローズマリーは紫蘇科の植物
和名はマンネンロウ 江戸時代には既に日本で育成されていたとか。
地中海沿岸原産。
青紫の花の色からその名が付けられたのでしょうか
ラテン語のros(露)+ marinus(海の)が語源。


ペパーミントとローズマリーを買ったよ、と義父から話を聞いたのは2年程前の早春だったように記憶しています。

私の中では、義父の好きなものと言えば
読書のひととき。
そして『健康』もの!なのでした。
10キロの散歩、バナナ酢、身体にやさしいスープ…などなど
会う度に新しい『身体によいもの』を紹介してくれるのです(笑)

ミントはお茶にして…と話していましたが(やはり健康関係だったのか?)
ローズマリーは、紫色の花が咲くそうだよ、と。
ですから夫も私も、義父とハーブ=ガーデニングというのを少し意外な気持ちで聞いていました。

ローズマリーもミントもあっという間に身丈を倍にして、青々と元気に育ちました。
でも、ローズマリーは花をつけないままで。
「咲かないなぁ」と話す義父。私は一緒に、??と頭を傾げるばかりでした。
<実は以前に一度、ローズマリーを育てた事がありましたが、枯れてしまい。。。以後、ハーブの類はことごとく姿を消して行く我家のベランダ、なのです。>

今年、春になって
義父からいくつかの昔の話を聞きました。
そのうちの一つ、義父が結婚したばかりの頃のこと。
新しい家の庭に、義父は花壇を作って花を植えていたのだそうです。
この話を聞いて、義父と「ガーデニング」がやっとすっきり繋がった気がしました。
きっと、その後は仕事も忙しくなり、住まいも変わり、
花とふれあう機会はどんどんなくなって行ったのでしょう。

でも、義父さんは花を育てることが好きな人なのだ。
ささやかながら義父との共通項を見つけた想いがして、胸の中がほんわりとあったかくなりました。


先日
義父の葬儀が終わり、十日ほど過ぎて
隣町に続く線路ぞいの道でローズマリーの花を見つけました。
小さな、とても控えめな紫色の花でした。

義父のローズマリーを一枝もらって育ててみようか?と考えましたが
そうせずに、小さな苗を一つ買って帰りました。
うまく育てばピンク色の花が咲くそうです。