保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

津別町相生 キハ22、スハフ42、貨車

2011-08-02 20:15:00 | 網走〔オホーツク〕(北海道)

場所:津別町相生83 相生鉄道公園
保存車両:キハ22-69、スハフ42-502、キ703、トラ74509、ワフ29574、ワム180455
(2011年8月1日訪問)

国鉄相生線の北見相生駅だった場所が、相生鉄道公園として整備されています。往時の駅舎や駅構内が残ると共に車両が保存されています。駅跡の裏手には、道の駅あいおいがあります。
キハ22は、保存車両が少ない2ケタ番号車です。


スハフ42は北海道仕様の500番台ですがプレーンな姿です。
この車両はライダーハウスとして使われるためクーラーを装備しています。車内はカーペット敷きで、ここの車両では唯一車内に立ち入ることが出来ます。


屋根は葺きかえられています。よく見ると妻面の雨樋縦管は上の方で切られており、ダミーになっていることが分かります。


他にも、多数の貨車が保存されています。
キ703です。ジョルダン車と呼ばれる雪カキ車で、左右の側翼を広げると通常車幅の3倍近い範囲を除雪できます。主に駅構内や操車場など平坦な場所で使われました。


トラ74509です。昭和42~43年に製造されたタイプと思われます。昭和59年の国鉄貨物大変革のあおりを受けて廃車されたでしょうから、実働20年弱です。
今となってはここに鎮座している期間の方が長くなってしまいました。


有蓋緩急車・ワフ29574です。
現役時代の相生線でも9600+ワフというおもちゃのような貨物列車が走っていました。


ワム180455です。これも前述のトラ70000と同様に廃車されたものと思われます。どこにでも転がっている印象のあるワムハチですが、きれいな状態の車両は多くはありません。

2019年12月15日 現存を確認

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