保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

遠軽町 丸瀬布いこいの森の車両たち(国鉄編)

2011-07-23 02:24:00 | 網走〔オホーツク〕(北海道)


場所:遠軽町丸瀬布上武利61 丸瀬布いこいの森
保存車両:貨車移動機、スハ43-703
(2011年7月22日訪問)

軽便鉄道の車両が多数保存されているいこいの森ですが、国鉄で活躍した車両も残されています。
これは国鉄丸瀬布駅で活躍した貨車移動機で、昭和32年に納入されました。


足回りは2軸ロッド式です。
このタイプの車体でロッド駆動は珍しいですが、昭和32年当時は推進軸やチェーン駆動の技術は未熟であり、ロッド駆動を選択することも不思議ではない時代でした。


スハ43-703です。非常にきれいな外観に加え、車内もほぼ原形のままで保存されています。唯一違うと言えば、ボックス席の真中にテーブルが追加されたぐらいです。


客車の中には自由に入れるため、休憩所代わりになっているようです。なお、以前は白をベースに動物の絵が描かれた塗装でした。

2024年4月29日 現存を確認


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