保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

網走市卯原内 9600とオハ47

2011-08-01 15:14:00 | 網走〔オホーツク〕(北海道)

場所:網走市卯原内89-1 卯原内交通公園
保存車両:49643、オハ47-508
(2011年7月31日訪問)

国鉄湧網線の卯原内駅だった場所に保存されている車両です。公園内には、喫茶店を併設した網走市鉄道記念館があります(通常は施錠されています)。


49643は典型的な北海道型キューロクですが、キャブにボイラーを振り替えた獅フ銘板が残ります。
ボイラーの振り替えや車体の振り替えは鉄道では珍しいことではありませんが、立派な銘板を作って取り付けているのは珍しいと思います。


9600に連結されるオハ47。
きれいな状態ですが、なぜか車体標記が特大サイズになっています。まるでプラレールやブリキの模型のような感じです。
車内は宿泊出来るようカーペット敷きになっています。


床下2箇所には、温気暖房器(ウェバスト暖房器)が残ります。
これは釧路配置時代に釧網本線などで混合列車に使用するための装備です。通常は機関車から供給される蒸気で暖房していましたが、貨車が間に挟まると蒸気を供給することが出来ません。そのため自前で暖房できるようにするためです。

2019年7月17日 現存を確認

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