保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

旭川市永山11条 ワラ2510

2022-08-11 22:23:38 | 旭川市内の廃貨車

場所:旭川市永山11条1丁目

保存車両:ワラ2510

(2022年8月6日訪問)

 

会社敷地の奥まったところに置かれています。

 

側面ドアレールが見えないですが、妻面上部の突起からワラ1形であることが分かります。

 

画像のアングルでは側面が見えませんが、別角度の公道上からかろうじて番号を読み取ることが出来ました。


旭川市末広東1条 ワム188633とワム60000(番号不明)

2022-08-11 22:15:54 | 旭川市内の廃貨車

場所:旭川市末広東1条14丁目

保存車両:ワム188633、ワム60000(番号不明)

(2022年8月6日訪問)

 

会社敷地に置かれている車両です。2両とも白色に塗装されています。

 

ワム60000の拡大画像です。額縁ではない後期型です。

 

ワム188633です。こちらはかろうじて番号を読み取ることが出来ました。

 

単なる中期型のワムハチかと思っていましたが、画像をよく見るとこの車両はとても貴重なものであると気付きました。

「中期型は側面上部ドアレールが車端まで達していない」という特徴がありますが、中期型のうちでも最終版に当たるワム188307~188801の計495両は、後年の後期型(走行安定化対策車)と同じようにドアレールが側面一杯まで伸びています。

ドアレールの変化以外(軸距や、妻面に雨樋管が無いことなど)はそれまでの中期型と変更ありません。つまり廃貨車状態になった姿だとこのグループと後期型との見分け方は「妻面に雨樋縦管があるかどうか」しかない事になります。

 

ここにあるワム188633は、そんなドアレールが伸ばされた中期型です。全26605両が存在したワム80000形の約1.9%しか該当しない「中期型最終版」です。