保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

旭川市東鷹栖1線 ワム61270とワラ1(番号不明)

2022-08-08 22:13:37 | 旭川市内の廃貨車

場所:旭川市東鷹栖1線10号

保存車両:ワム61270、ワラ1(番号不明)

 

資材置場に置かれている車両です。手前がワム61270、奥がワラ1(番号不明)です。

車体に「No.2」「No.3」と書かれています。払下げ後に記入されたと思われますが、かつてはNo.1に当たる貨車もいたのでしょうか?

 

手前のワム61270の標記です。番号部分以外の検査標記等は消えています。

 

このワム61270ですが、「額縁」と呼ばれたワム60000形の初期車です。全部で8580両(国鉄籍)が存在したワム60000形のうち最初の1300両(ワム60000~61299)が該当します。

初期車では妻面にワム80000形と共通の部材を使用したため側面より妻面部材が出っ張ってしまいました。画像でも側面と妻面の接合部付近で凸部があることが分かるかと思います。ワム61300以降の車両では妻面部材が専用品に変更されたため、縦方向の凸部が無くなり額縁ではなくなりました。

ワム60000形のうち約15%が初期車です。

 

ワラ1形の方は標記が全て消えており番号不明です。


旭川市南 ワム80000(番号不明)

2022-08-08 21:50:06 | 旭川市内の廃貨車

場所:旭川市南3条通22丁目

保存車両:ワム80000(番号不明)

(2022年7月30日訪問)

 

事業者の敷地に置かれている車両です。番号等は全て消えていますが、妻面の側ブレーキ標記だけは残っています。

 

この車両、若干傾いて置かれています。ブロックか枕木等でかさ上げして置かれているようですが・・・。

 

中期型のワム80000形です。