ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その167 私の作業

2018-05-19 06:30:58 | 6.私の感想・考え

私の作業

 「シラバス1・2」で、この業界に愛想が尽きたというところですが、そうは言いましても、所期の目的は、経済的に恵まれない若い学習者の役に立ちたいということがメインなので、「シラバスがおかしい、変だ」ということが分った上で、さて、私が何をすればよいのかということになります。万一、就活が成功した暁には、即、実施に移れるように、単語帳、と私の考えに沿った教案の準備が必要となります。例え空振りに終わろうとも、その線に沿って、出来るものから進めて行こうと考えます。

 そこで、先ず、発音さえ、日本語に近くなれば、後は、ボキャブラリーを増やすだけだと言うように考えます。ところが、母国語で制作した50音表が見つかりませんので、もう、そのプロセスを飛び越して、一気に、発音してくれるフラッシュカードを利用することにしましょう。最少のボキャブラリーで、「あいうえお・・」を、網羅した言葉の組合せというのが有ります。これは、文字を一つずつ学習する無味乾燥なやり方でなく、文字を組み合わせた単語として覚える方が憶えやすいであろうという考えで考案されたものです。「あいうえお・・」が読め、発音でき、書くことができるようするにも利用できるという優れものです。Quizlet「ばばちゃんのおっちゃんのクラス」の「1.ことばをおぼえる」の中の「あいうえお - 24じで50おん」にまとめました。https://quizlet.com/227649294/2450-flash-cards/

 「さぽうと21」と言うNPOさんが、「はじめの500語」というのを提供してくれています。恐らく「最低500語は何が何でも覚えてください」と、お選びになったものと考えます。私も、その考え方に賛成で、そこで、とにかく「500語は、がむしゃらに覚えてください」と言うことで、それぞれの言語で、Quizletを利用したフラッシュカードを制作することにいたしました。陣取りゲームと同じで、最初は、覚え易いものや直ぐ必要な言葉を「点」で覚え、次に「線」で結んで関連付けを行い、次に、同じカテゴリーのものも一緒に覚え、そうして、その言葉の「面積」を、どんどん、増やして行ってくださいというやり方です。荒っぽいようですが、がむしゃらに覚え易いものから自分のものにするのが、一番の近道だと考えます。そして、ある程度単語を覚えますと、数語単語を組み合わせれば短文が出来上がりますので、よく使いそうな短文を作り、これも、しっかり覚えて、すぐ口から出てくるように訓練します。更に、自分の気持ちが良く伝わるような文型や、使い回しの聞く文型、フレーズ、を選んで、短文に組み込みます。更に、その上をお望み方は、副詞を選んで、それに添えてください。言葉、文章に深みが備わってきます。多少の言葉の貯えが出来ますと、それらを駆使して、いろいろ言い換えが出来ますので、自分の考えが伝えやすくなります。私は、どの言語の場合もそうやって参りました。最近では、ネットで調べますと、いろいろな言語の単語帳が見つかりますので、その気になれば、その資料は、何とかなります。

 教案につきましては、「できる日本語」か「まるごと」のどちらかに焦点を絞り、文型につきましては、私自身が、即、引き出しから引っ張り出して、説明できるようなレベルにまで持ち上げたい。例えば,skype面接で、「〇〇について説明してください」と言われてもすぐ説明が出来るように持って行ければ、面接も怖くないと考えます。

そこまでやって、就活に成功しなければ、これは、もう運が悪いとしか言いようがなさそうです。 

 

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