
6月に入り、各地から次々とホタルの発生だよりが届いています。ホタル観察会やホタル祭りも多く開催されるようになっていますが、ホタルを鑑賞(観察)する皆様は、必ず次の事柄を守ってください。
ホタルは光ることによって互いにコミュニケーションをとっています。暗闇があってこその昆虫です。ですから、私たちがホタルを見るときには、何よりも「光・明かり」に対する配慮が大切です。携帯電話での写真撮影は禁物です。画面の明るさやライトが影響を及ぼします。また、フラッシュを焚いての写真撮影や懐中電灯を照らすことはもとより、自動車のヘッドライトやハザードランプ等が生息地内を照らさないようにしましょう。写真は、有名な観光地となっている場所ですが、川のすぐ脇に道路があり、ひっきりなしにホタル鑑賞に訪れる車のライトが当たっているため、ホタルは川面の上のわずかな空間でしか飛ぶことができません。(こうしたホタルに対する人為的な害を光害といいます。)
ホタル鑑賞(観察)に行かれる場合は、是非、明るい時間に行きましょう。自動車で行かなければないない場所ならば、予め帰る方向に車を反転させておき、帰る際にヘッドライトが生息地を照らさないようにすることができます。また、明るい時間ならば、ホタルがどのような自然環境に生息しているのかを調べることもできます。どのような地形で、どのような植物が生えているのか、川の状況はどうか、周囲の景観などで特徴的なものがあるかもしれません。そして、一番ボタル(その日の最初に発光するホタル)が光るのを発見する楽しみもあります。これは、生息地の物理的環境や照度等によってその時間が異なりますので、いろいろと調べてみるのも面白いと思います。その他、活動時刻(発光しながら飛び回る時刻)や飛翔範囲についても観察してみましょう。ただホタルを鑑賞するだけではなく、観察することで、ホタルとホタルが住む自然環境を保全するために重要な事柄が解るかもかも知れません。
東京ゲンジボタル研究所/古河義仁(日本ホタルの会理事・内閣府認証NPOホタルの会理事)
ホームページ/「東京にそだつホタル」をご覧ください。
ホタルは光ることによって互いにコミュニケーションをとっています。暗闇があってこその昆虫です。ですから、私たちがホタルを見るときには、何よりも「光・明かり」に対する配慮が大切です。携帯電話での写真撮影は禁物です。画面の明るさやライトが影響を及ぼします。また、フラッシュを焚いての写真撮影や懐中電灯を照らすことはもとより、自動車のヘッドライトやハザードランプ等が生息地内を照らさないようにしましょう。写真は、有名な観光地となっている場所ですが、川のすぐ脇に道路があり、ひっきりなしにホタル鑑賞に訪れる車のライトが当たっているため、ホタルは川面の上のわずかな空間でしか飛ぶことができません。(こうしたホタルに対する人為的な害を光害といいます。)
ホタル鑑賞(観察)に行かれる場合は、是非、明るい時間に行きましょう。自動車で行かなければないない場所ならば、予め帰る方向に車を反転させておき、帰る際にヘッドライトが生息地を照らさないようにすることができます。また、明るい時間ならば、ホタルがどのような自然環境に生息しているのかを調べることもできます。どのような地形で、どのような植物が生えているのか、川の状況はどうか、周囲の景観などで特徴的なものがあるかもしれません。そして、一番ボタル(その日の最初に発光するホタル)が光るのを発見する楽しみもあります。これは、生息地の物理的環境や照度等によってその時間が異なりますので、いろいろと調べてみるのも面白いと思います。その他、活動時刻(発光しながら飛び回る時刻)や飛翔範囲についても観察してみましょう。ただホタルを鑑賞するだけではなく、観察することで、ホタルとホタルが住む自然環境を保全するために重要な事柄が解るかもかも知れません。
東京ゲンジボタル研究所/古河義仁(日本ホタルの会理事・内閣府認証NPOホタルの会理事)
ホームページ/「東京にそだつホタル」をご覧ください。
オークションに自然の蛍が多く出品されてます。
管理側に通報しようにも法律を犯してるわけでもなく門前払いです。
本人のマナーの問題なのです。
http://www.bidders.co.jp/user/5473977
http://www.bidders.co.jp/user/1338405
蛍をどうにか増やそうと活動してる方達がいる一方で、蛍を捕獲してお金に変えるやからもいるこの現状になにか対策はないでしょうか。。。
昨年に引き続き今年もですか。売る人がいるから欲しくなる、買う人がいるから更に売る人も増えるという構造は、どうしようもないですね。こういう人たちは、オークションにかけても値の付かない人たちであると思いましょう。
昨年行った時に親子が来てて、蛍を取ろうとする子供さんに「短い命、そっとしておいてあげようね」とお父さんが嗜めるのを聞いて心が温かくなったのを覚えています。
ご注意の通り、おいらはバイクで行きますが必ず外れに停めてその場まで歩きます。
道すがらの風景や水音に想いをこらすのも一つの楽しみとしています。
年々蛍が見れなくなった場所が増えますが、河川工事も自然を生かした工夫が出来ないものかと・・・
素敵なブログを見せて頂きました、有り難う。