えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

北海道文化財保護功労者賞

2018年10月23日 18時38分07秒 | N42°の会
えりも町郷土資料館N42°の会が、北海道文化財保護功労者賞を授かりました。今年で54回目の歴史ある賞。
平成30年10月23日、北海道庁赤れんが庁舎にて、北海道文化財保護協会より表彰を受けてきました。

N42°の会は平成13年に設立される以前から、えりも町民有志により、石碑石仏調査の実施、猿留山道(寛政十一年1799)の所在調査・復元ボランティア事業、青少年への体験活動などを実施。その活動が、江戸時代の石碑(6件15体)のえりも町文化財指定、猿留山道の国史跡指定(H30年2月)につながり、地域の文化財保護への取組みが評価されました。


一般社団法人北海道文化財保護協会 理事長 舟山廣治 様より、N42°の会会長 新松隆 へ賞状が授与されました。

その後のスピーチでは、新松会長が町内の石碑石仏をまとめた冊子(えりも再発見シリーズNo2.石碑石仏)を片手に、活動を紹介しました。


式の終わりには、舟山理事長が「高砂」をご披露という格別のお祝いをしていただき、感激しました。

新松会長は「今後も活動を続け、えりも町を盛り上げていきたい。」と気持ちを新たにしておられました。

同時に「手稲郷土史研究会」「松前神楽北海道連合保存会」が同時に受賞しました。

(中岡利泰)

豊似湖森近感ウォークのガイドをしてきました。

2018年10月20日 17時24分37秒 | 日記
日高振興局森林室、えりも町、えりも町教育委員会の共催事業、豊似湖森近感ウォークでガイドをしてきました。



メインガイドは館長。私はサブガイドとして豊似湖の水中に生息する生物についてお話しました。

見つけた動植物や豊似湖の伝説などのお話をしながら、豊似湖を1周。



ちょうど紅葉が見ごろでした。



参加者の方々はそれぞれ、豊似湖の自然を楽しむことができたようです。


《髙木大稔》

豊似湖ヘリコプター遊覧に協力してきました。

2018年10月19日 17時35分50秒 | 日記
団体ツアーの豊似湖ヘリコプター遊覧、搭乗の待ち時間に、目黒ふれ愛館で開催している「ミニ郷土資料展」「豊似湖のお話し」「エゾシカ角アクセサリー」でおもてなし!終了後は、無農薬栽培のイモをバター・いか塩辛でご賞味いただきました。(産業振興課担当)


エゾシカ角アクセサリーづくり


イモも大好評!

(中岡利泰)

研修会に参加してきました。

2018年10月18日 12時58分49秒 | 日記
北海道博物館協会日胆地区博物館等連絡協議会の研修会に参加してきました。
「博物館の展示の魅力を伝えよう」というテーマで、国立科学博物館との共催事業、文部科学省委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の一環でした。会場は豊浦町。


豊浦の旧礼文中学校が、現在、郷土資料収蔵展示場になっており、そこが会場でした。



前学芸員の手作りジオラマ、礼文華山道の部分を拡大。えりもの猿留山道、様似の様似山道と同じ寛政十一年(1799)に、北方警備を目的に造られた山道です。これ以外にもたくさんの手作りジオラマがありました。


結creationの北村さんを講師に「展示発見カードをつくろう!」という研修。いくつかの「言葉」から、結び付く展示物を見つけ、紹介するカードづくり。完成後は参加者による解説。人それぞれに、見方、感じ方が違うことを共有。
道博協の大御所も真剣そのものです。


翌日は、国名勝ピリカノカ「カムイチャシ」を視察。内浦湾(噴火湾)の奥に突出した小さな岬に位置していました。
135段の階段を見上げる参加者


「カムイチャシ」へ向かう、史跡整備部分から。

学芸員の渡邉さんには大変お世話になりました。来年には礼文華山道を歩きたいという思いが大きくなりました。

(中岡利泰)