えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

猿留山道復元ボランティア事業の準備をしてきました。

2012年06月22日 18時05分18秒 | 猿留山道(さるるさんどう、saruru-mountainpath)

23日(土)24日(日)に開催される「猿留山道復元ボランティア事業」

23日は猿留山道入口から百人浜や襟裳岬を一望する丘から、百人浜悲恋沼までのえりもフットパスコースを歩きます。24日は猿留山道をササを刈る作業を少ししながら、沼見峠を目指します。

22日その下見と準備をしてきました。

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22日の沼見峠、豊似湖ばっちりでした。低い雲が遠くにあり、時おりガスが流れ幻想的な光景でした。

この山道は、1800年に伊能忠敬が測量しています。北海道の名づけ親とも言われる松浦武四郎は馬に乗り探査し、カムイノボリ(観音岳)に登頂しました。

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沼見峠、江戸時代建立の石碑、左:妙見菩薩(1859)、右:馬頭歓世音菩薩(1861)、ともに旅の安全、地域の繁栄が祈願されています。妙見菩薩の石戸は日ごろ閉じられています。ご開帳された場合は、必ず閉めてください。

伊能も松浦もこの石碑がない時代に歩いている。右の緑色のネットは、オンコが枯れないようエゾシカの食害を防ぐために巻かれています。


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