本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

お正月のお花

2019-12-30 14:16:50 | フラワー

お不動さまが終わり

夕刻のフライト、

夕日が金峰山に沈む

美しい夕日を見ながら

熊本を後にしました。

 

家に帰ってくると、

27日に

今年最後のフラワーアレンジ教室

があったようで

お題は「お正月の花」

玄関に美しく活けられていました

 

 

松に千両に菊、デンファレに

まだつぼみのユリもあり

末広がりの扇とかもあると

お正月の雰囲気を出しています

 

 

「年年歳歳花相似たり」

という言葉もありますが

同じように気持ちとしては

いつもと変わらないのですが

孫たちがやって来て

その成長を見ると

それなりに年を重ねていくのを

実感します

 

 

この横に立っているお飾りは

百均で求めたもので

鯛やら迎春の文字が

それなりの様子を漂わせます

外には

 

 

お手製の門松が活けられました

「門松や 冥土の旅の一里塚

  めでたくもあり 

   目出度くもなし」

という一休さんの歌があります

若い頃はさほど身に染みて

感じなかったのですが

なるほど、

とてもうまく言いあてている

ようです

お正月を迎えるたび

一歩ずつ、冥土へと近づいている

あと何回門松を立てられるのか

そう思うと感慨深いものがあり

 

 

縁起物の達磨さんさえ

「何を呑気にと!」

とも思えてきます。

 

昨夜、一人の孫が

「たかい、たかいして」

とやってきました

大きくなり持ちあがるかと

抱上げると

やはり大きくなったものです

「きのうね、

だっこしてもらった

おにいちゃんにあって

とてもうれしかった!」

話しかけています。

 

一生懸命聞いていると

以前住んでいたアパートの方と

偶然にも、ララポートで

出会ったという事です。

その事がとても嬉しかったようで

誰かに話ししたかったのでしょう

 

孫たちの姿を見ていると

それぞれに無限の可能性を

持っている

と同時に

煩悩を持って生まれてきた身でも

あるということです

仲良く遊んでいるかと思えば

突然ケンカが始まったり

それぞれの我が出てきます

個性が光るという事もありますが

光が火花を散らす

ということもあります。

 

それぞれのパーソナリティーが

光り輝ける世界を見つけてくれる

ことが何よりの願いです。

これから

だんだんと難しくなっていく世界

です。

そのような中で持てるものを

最大限に発揮できる

世界を見いだして

自分の伸びしろを伸ばして欲しい

と思います。

 

生け花のように

それぞれの花が他と競うことなく

お互いがお互いを引き立てあう

そのような調和の世界が

生まれたらいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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