「散れば咲き
咲けばまた散る
春ごとの
花のすがたは
如来常住」
一休さんの歌ですが
花を見るたび、思い出す
歌でもあります
5年ほど前でしょうか
フラワーアレンジの教室で
妻が活けた際
その花材になっていたのが
このアマリリスです
日ごとに花を膨らませ
今日、
4輪が咲き揃いました
いつもながら
勿体無いような
さほど手入れするでもなく
ただ、水を遣る位なのに
今年も、立派に
自分の姿を見せてくれます
いつも変わらぬ姿で
その真っ赤な花を見せて
くれます
はじめ葉が出てきて
その横から花の茎が伸び
その茎も赤く染まり
球根から赤のもとになる
色素を送っているようです
左から順番に咲き
四方正面というのでしょうか
どこから見ても
美しい姿を見せています
また、新しい仲間が
アジサイです
島根県の名産のようで
万華鏡という名前
言葉のように
見方によっては
いろいろの表情を
見せています
何とも品のいい紫陽花です
紫陽花も結構長く咲き
また咲き終わっても
枯れた姿も美しいもので
蓮の花と紫陽花は
枯れた姿も風情がある
ようです。
今年も終わり
また力を蓄え
来年も美しい姿を
見せてくれることを
願っています
「ほとけさまはどこに
どこにいらっしゃる
春は花咲く花の中… 」
という歌があったように
思いますが、
こうやって花の咲くのを
見ていると
この歌のように
まさに、
ここにほとけさまが
いらっしゃるような
気がします。
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