日本は季節を表す言葉がたくさんあります。
それも、どの言葉をとっても表情豊かです。
「 催花雨 」 ( さいかう )
ちょうど今頃に降る雨のことです。
今日、東京でも 「 桜の開花宣言 」 が発表されました。
「 催花雨 」 なるほどよくいったものです。
花が咲くのを催すような雨、
これを機に次々と開花宣言がなされ、
恵みの雨によって桜の花も勢いを増してくることでしょう。
今日は一日 私たちには鬱陶しい雨でも、
植物たちにとっては甘露の雨でしょう。
我が家の 「 ボタンの花 」 も勢いよく
蕾を膨らませています。
五輪ほど蕾をつけているようです。
バラの木もたくさんの芽を出しました。
昨年から蕾のままのバラも、
この暖かさで一気に開くか ?
そのまま散ってしまうかもしれません。
家の前の少しの空いたスペースに植えた
紫色の 「 ツルニチニチソウ 」
日も当たらず、水やりも怠りがちだったのですが、
少しずつ花を出し始めました。
これくらいの隙間です。
庇があって雨も日も当たらないのですが、
この 「 蔓日日草 」
無精者にはもってこいの花で、
水やりも適当でいいし、ほっといても
元気に育つということです。
もうしばらくすると、こんもりと
花が咲いてくるのでは ?? と期待しています。
「 催花雨 」 またの名を 「 菜種梅雨 」 ともいいます。
そして 「 春雨 」 とも、
昔の映画で 『 月形半平太 』
雛菊が 「 月さま 雨が ! 」
半平太 「 春雨じゃ 濡れてまいろう。 」
という有名なせりふがありましたが、
…
春雨は油断大敵、
人間にとっては思わぬ風邪をひいてしまう
こともあります。
これからグングンと育っていく
生き物を見るのは楽しみなことです。
植物が育ち始めるということは
それを頂く動物たちも出産ラッシュだということです。
あちこちでかわいい動物たちの赤ちゃんに
出会う時でもあります。
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