熊本の7月盆も棚経参りも無事に勤め、
( 今年は副住の崇正が頑張ってくれたので、
楽させてもらいました。)
あとは、明日の 「 送り火法要 ・ 万灯会 」 で、
ご先祖さまをお送りし、
お盆の行事は無魔成満ということになります。
今京都では 「 祇園祭 」 で賑わっていることでしょう。
16日まで 「 宵山 」 で、17日が 「 山鉾巡行 」 の
クライマックスを迎えます。
京都の 「 松栄堂 」
いつも当院の 『 龍華香 』 を特別に作っていただいております。
「 祇園祭 」 ということでしょう。
『 厄除け ちまき 』 をお届けいただきました。
「 長刀鉾 」 の 『 ちまき 』 です。
いつも先頭を切って巡行します。
鉾の一番上に 「 長刀 」 を付けているのです。
厄除けの 「 ちまき 」 で、
一年間、玄関につけて 「 厄除け 」 を願うのです。
「 ちまき 」 といっても、食べる 「 粽 」 とは違い
厄除けの 「 茅の輪 」 をかたちどったものだそうです。
長いこと京都にいたわりには、
恥ずかしながら、 「 祇園祭 」 を見たことがありません。
忙しさもあって、ま~ そのうち
と思っていましたら、つい見そびれてしまいました。
「 ちまき 」 を頂き懐かしいやら、嬉しいやら
ということで させていただきました。
「 蘇民将来 」 の言葉が見えます。
祇園祭も 「 祇園 」 という言葉自体
仏教の言葉で、神社についているのは不思議に思っておりましたが、
明治の廃仏毀釈までは、神仏習合で、
「 祇園御霊会 」 といっていたようです。
その始まりも、
弘法大師が 「 雨乞い 」 をした、
『 神泉苑 』 で厄除け退散のお参りをしたのが
「 祇園祭 」 の始まりのようです。
よくは勉強してないのですが、
この 「 祇園社 」 も 「 牛頭天王 」 ( ごずてんのう )
を祭り、 また、
東寺とかでも 「 牛玉宝印 」 ( ぎゅうぎょくほういん ) を
祭ったりします。
やはり、神仏の名残が色濃く残っている
そういう行事なのです。
このことはもっと調べてみると、
いろいろ面白いことがでてきそうです。
今日明日は 「 宵山 」 で京都の町は
浴衣姿の人で賑わっていることでしょう。
天気も上上
暑さだけが心配ですが、
とても素晴らしい 「 祇園祭 」 になるでしょう。
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