四条烏丸にある新しく
リニューアルしたものです
最初は1930年ごろの
丸紅のビルだったのです
古いものを残しつつ
新しく生まれ変わったのです
ビルの名前も
KOKON KARASUMA
と、こうなると
響きも新しく感じます
「古今」という言葉も
「ここん」とも「こきん」
とも読みます
『古今和歌集』という
ものもあり
「古今東西」という言葉も
古今、むかしから今
というと時間の流れをいい
東西というと
ひがしにし、ということで
空間的な広がりを
言うのでしょう
似た言葉で、
「世界」ということも
仏教語としては
「世」というのは
三世といって、過去現在未来
をあらわすという
時間の流れです
「界」は東西南北上下という
私たちが生きる空間です
なかなかおしゃれな店もあり
古いものを残しつつ
新しく生まれ変わった
「温故知新」ということも
ありますが
安田先生は
「古いものが新しいのだ」
と仰います
なんだかわかるような
わからないような
でも響くような言葉です
今読んでいる『十地経』も
古い経典です
でも、そこに書いてある
言葉は先生にかかれば
今に通用するような
もっと言えば未来にも
通じるような新鮮さを
もっている言葉です
この壁とかは昔のまま
いつも通り過ぎていくという
この建物
改めて見直してみると
実に面白い
帰って調べてみると
やはり、あの
隈研吾氏の手になるものです
何となく納得
ちょうど散歩するには
いい距離なのですが
今日は通り過ぎることなく
中のレストランで
美味しいランチを頂きました
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