本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

ご近所の草花たち

2020-02-21 20:31:50 | 住職の活動日記

ここ最近気温の乱高下

春の陽気だったり、

初雪が降ったりと

気温の変化が激しい

 

草花には眠りを覚ます

よい刺激かもしれません

 

 

ほんの20cm四方位の隙間に

ほんとに小さい花が咲いています

 

 

頭の先に角を出したような花

調べてみると

「ホトケノザ」に似ている

春の七草のホトケノザとは違う

ようです

 

 

これは「ヒメツルソバ」?かな

金平糖のような花を出す

 

 

明治のころに導入されたものが

野生化したということです

結構繁殖力もあり

年中咲いているようです

 

 

この花も小さいので群生していたら

存在感があるのですが

こうやって一二本ですと

見落としがちです

 

 

ニホンスイセンも元気に

咲いていたのですが

先日の春一番のような風で

すっかりお辞儀してしまいました

 

 

もう、上がらぬ頭です

自己否定の極致ですね!

 

 

蝋梅も見かけます

散歩道にちょっと邪魔なのか

切り込まれて低い所に

花開いています

 

 

そして、ひときわ元気なのが

「オニノゲシ」です

この草も明治時代に

ヨーロッパからやって来た

帰化植物です

名前のように「オニ」というから

力強いという意味も

あるのでしょう

ちょっとした隙間に根を下ろします

 

 

しかし、咲いた場所によっては

無残にも踏みにじられています

けど、そんな程度では

負けてはいません

 

 

復活してまた花を咲かせるでしょう

 

 

これが種なのか花の芽なのか

また、ここから伸びて

花を咲かせます

 

 

そして、次には

もう種を飛ばす

準備ができています

というとおもしろもので

その下には

 

 

タンポポも花を咲かせ

種を大きく膨らませています

 

何気ない雑草といわれる

ものかもしれませんが

じっと目を凝らしてみると

実に美しくもあり

たくましさも感じるし

その生命力には感服です

 

我が家のちょっとした隙間

 

 

水を遣りながら草をどけると

 

 

虫さんが陰に隠れて

冬眠中のようです

もうすぐ動き出すのかも??

 

 

その横にはピンカミノールの花

一輪顔を出しています

 

有名な立派な花だけではなく

野に咲く花に目をやり

名前を調べて

また、身近に感じて

愛おしくなり

見て回るのも楽しいものです。

 

 

 

 

 

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