本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

立春「大吉山」へ

2021-02-09 20:10:27 | 住職の活動日記

立春が過ぎてはや1週間、

京都新聞の「天眼」に

「ヘンな奴ら」と題する記事

歌人で科学者の永田和宏先生が

よく歩かれるようで

東海道五三次を歩いておられる

また、北大路から京都駅まで、で

ちょうど1万歩だそうです。

その記事を読んで

思い立つように近くの大吉山へ

 

 

宇治橋を渡り、

そこから見上げると

 

 

向かいの小高い山が大吉山

標高132m

 

 

宇治上神社の鳥居をくぐり

 

 

神社へは外から参拝して

左手の道を進む

 

 

すると緩やかな上り坂になって

今日は風が冷たく

これ位では体がまだ温まらない

 

 

上がっていくと

美しい木々の林が左右に広がる

こういう時期誰もいないかと

思いきや

よく似た年恰好の人とすれ違う

「こんにちわ」

と挨拶しながら

たぶん、日課のように登られて

いる様子です

約20分ほどで山頂へ

 

 

ここの展望台からの景色

正面には「平等院」が見え

 

右に眼をやると

 

 

宇治橋が見えます

ここには色々の人が見えるようで

野鳥を観察する人

腰は曲がっていてもゆっくりと

一歩一歩登られる方

顔なじみの方もいらっしゃるようで

 

 

展望台のところには

ペットボトルを改良した

鳥たちの水飲みが設けてあります

展望台から先にすすむと

 

 

仏徳山(大吉山)の表示

階段を上がると

 

 

ここが山頂のようです

 

 

三等三角点の石碑が見えます

この頂上からさらに道があって

迂回するように続いています

 

 

もとの場所へ続くと思い

進んで行くと

どうも違う方向へ

進んでいるようで

間違っても低い山だし

戻ればいいかと

 

 

道は階段になって

段々と下りていく

たぶん興聖寺へ繋がっている

のではと思い

 

 

進むと

林の間から

お寺の甍のようなものが

見えてくる、一安心

 

 

標識が出てきたので

左の方向は笠取山

醍醐寺のある方向です

足を鍛えたら行ってみたい

ところです

しかし、道をよくく見ると

きれいに整備されている

やはり人通りも多いのでしょう

 

 

途中には、

ここから先へは行けません

の表示、この先は関西電力の

敷地のようです

お寺の裏手に出てきます

迂回するように回ると

 

 

立派な山門があります

 

 

道元が開いた日本最初の曹洞宗の

お寺になります

 

 

右に掲げてある表札が

このお寺の正式名称でしょう

 

 

またここは紅葉の名所で

秋には全山真っ赤に染まります

ここを出ると

正面には宇治川の流れが見えます

宇治川に沿って歩いていくと

 

 

先程の発電所からの水の出口が

見えてきます

 

 

水の勢いは激しく

電気を作っている水ということが

実感できる気がします

その勢いのある水辺に

 

 

鳥たちが楽しむかのように

流れに身を任せたり

逆らって登ったりと

遊んでいるようにも見えますが

本当は餌を求めて必死なのかも

しれません

 

 

この川が一つの関所であるように

流れは急なものがあります

南から来たら

この川を渡らなければ都へは

入れない一つの関門です

 

 

この寒いなか鳥たちは

流されたり潜ったりと

 

 

忙しそうです

 

 

鵜もいます

この鳥たちの様子を見ていると

なんだかおもしろくもあり

時が経つのを

忘れてしまいそうです。

 

しかし、

右足の甲の部分に少しの痛み

しかしながらこれでやっと

1万歩を超えたところです

先程の永田先生は

「週に4回は1万歩」

を目標とされているそうですが

運動不足の私には

いきなりの1万歩は堪えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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