本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

ミニ観音霊場巡礼、穴太寺から善峰寺

2018-03-15 20:51:46 | 住職の活動日記

金剛寺のすぐ近くに「穴太寺」

があります。

 

 

西国21番札所

門の造りも見るからに古そう

西国巡礼でお参りしたのですが

すっかり忘れています

 

 

境内に足を入れると

今あちこち修復中のようです

 

 

本堂正面でお参りして

横の拝観受付より中へ

 

 

ここも紅梅が見事です

 

 

その香りに誘われて

靴を脱ぎ横の渡り廊下より

本堂内陣へ

 

享保7年(1735)の本堂

約300年ほど経っているのです

ご本尊は薬師如来

その横に涅槃像があり

お寺の方の言われる通り

お釈迦さまの布団をめくって

「失礼します!」

黒光りしたお釈迦さまが

いらっしゃいます

自分の身体の悪いところをさすり

お釈迦さまのそこの所をさすり

痛いところを受け取っていただく

全身隈なく触られているのでしょう

見事につやつやと

光っておいでになる

 

 

中の客殿からも

一抹の額縁のようです。

 

そこから高速に乗り

西山の善峰寺へ

 

 

見事な山門です。

このお寺は見事な松が

何となく記憶にあります

 

 

そうです!

この松です。

本当に龍が寝そべっているような

 

 

そんな姿です

 

 

ここが松の先端

まだまだ伸び続けている

 

 

松の下から見上げると

この太い枝が伸びています

 

その横に出ると

 

 

京都市内を一望に見渡せます

京都も北は北山、東は東山

そして西はここ西山で

三方を山に囲まれています。

いつも夕日が落ちる

西山を眺めているのですが

こうやって西山から見る

京都の町も絶景です。

 

12時に出たのですが

3軒お参りして

4時には自宅へ帰ってきました

何とも有り難いかぎりです。

 

 

 

 

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亀岡の金剛寺

2018-03-15 20:22:40 | 住職の活動日記

金剛寺は一名「応挙寺」とも

呼ばれています。

 

 

8歳のとき応挙はこの寺に入門

その画才が認められて京へ行きます

幼少期を過ごしたのがこのお寺です

 

 

門は鐘楼門

額には「金剛窟」の文字が見えます

 

 

その応挙の成長を見守ったのが

この梅です

 

 

かなりの古木です

太い木の幹は半分ほど無くなり

杖と支えで何とか

この身体を保っています

 

もともとは紅白植えられたとか

今は紅梅の方は

 

 

小さな木になっています

紅梅の方は若々しく

花の勢いもあるようです

 

 

やはり紅梅は艶やかです

 

 

 

紅白そろい踏みというところです

ここのお寺も昔からの細い路地

 

 

ちょっと裏へ回ると

こういう古い路地があり

亀岡の穴太という地は歴史の

重みを感じる場所でもあります

 

 

たまたま近くに「応挙」の

写真がありました。

晩年も一時此処に身を寄せ

この梅を眺めながら

構想を練ったのかもしれませんね!

 

 

 

 

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