うじの市花は「やまぶき」
桜も今が盛りですが
山吹の黄色も捨てがたく、
宇治より南に奈良に近いところに
綴喜郡井手町があります。
山吹よりも玉川にかかる
桜並木に圧倒されます。
この桜をバックに
結婚式の前撮りでしょうか
とても素敵な光景です。
まあ、圧巻の一言に尽きます。
この井手町も歴史が古く
紫式部も小野小町も歌を詠んでいます。
やはり山吹の名所だったのでしょう。
まだ少ないようですが
ちらほらと咲き始めています。
「色も香も なつかしきかな 蛙なく
井手のわたりの 山吹の花」
と小野小町は詠んでいます。
桜もあったのでしょうけれども
歌碑も探せばあったのでしょうが
月末頃の時期を楽しみに、
今回は桜を満喫!!
さくらとやまぶきのツーショットも
色合いがいいものです。
玉川にこぼれんばかりの桜
その玉川の流れも
自然のままで
護岸工事をしてなくて
本当に蛙とか楽しく生きていた様子が
伝わってきます。
川端でのんびりとお弁当を広げ
楽しそうな家族連れ
この川も木津川に注ぎ込んでいます
もっとさかのぼれば
いろいろな史跡があるようですが
今回はここでUターン
この場所は山吹も少しは咲いています。
本来は川一面黄金色に染まるのでしょう。
大きくなるのを楽しみに
藤原定家の歌です。
しかし偶然ながら
豪華絢爛の桜に出逢い
なんとも幸せでした。