先日のテレビ、 『 ロックYOU 』 という番組です。
ゲストが 「 TAKAHIRO 」 という方です。
最後にいった一言が、
「 花を花と見て 花と見ず 」
なかなか薀蓄のある言葉のような、 … !?
物事は見方によって、すべて違ってくる。
花といっても、人間は綺麗な花と見るかもしれないが、
蜂にとっては蜜を吸い、花粉を運ぶ、
虫にとっては食事かもしれない
というお話です。
そういえば、仏教にもそういう考え方があります。
「 一水四見 」 ( いっすいしけん ) の喩え
「 恰も同一の水を
餓鬼は膿血と見
魚は住家と見
天の有情は種々の宝で荘厳した地と見
人は水と見る如し 」
と、お経に出ています。
バラの花も咲きだしました。
でも、よく見ると花びらが痛んでいるようです。
小さな虫がついています。
ハエの大きなような虫も飛んできています。
私たちにはとても美しいバラの花です が、
この虫さんたちには最高のご馳走なのです。
本当に、
花を花と見て 花と見ず
というような言葉の通りでした。
また、
小キンギョたちも日々大きくなっております。