本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

暖機運転

2010-12-16 22:16:31 | 住職の活動日記
 たぶん、『 暖機運転 』 この言葉も死語かも ??

一昔前の車はエンジンを掛けて動き出すまでに、少し動かして

エンジンが暖まったところで、出発いたしました。

 最近の車はコンピューター制御でその必要もなくなり、

エンジンを掛けてすぐに動き出します。


 ここ数日、冷え込みがきつくなってきました。

私の身体も一昔前の身体ですので、動き出すまでに

身体を温めるというか、暖機運転が必要になってきました。

 


     



 
 この足踏み器を10分から15分、少し暖まるまで、踏みます。

踏みすぎて、汗ばむほどになると、後がやっかいなのです。

汗でひんやりしてくると、風邪引きかねません。

とどめに、「 黄色いバー 」 を1~2分ふるわせると

結構、芯から温まってきます。


 それから、いざ !  出発です。   


 しかし、聞くところによると、人間の身体も車も精密機械です。

やはり、温めてから動かす方がいいということです。

エンジンも金属で膨張率もありますので、冷たいときと

熱いときではビミョウに違うし、オイルもエンジン内にいきわたり

暖機運転した方がいいという方もおられます。


 スマート君もエンジンかけて1~2分、回転数が高いようです。

しばらくすると、エンジンの音も小さくなります。

スマート君のためにも、この短い時間を大切にして、

動き出してもゆっくりめのアクセルワークです。


 今もそうですが、パソコンのキーボードが冷たく感じます。




      


 冬場はこれが一番なのです   が

最近は全く見かけなくなりました。

 先日の 「 近藤文具店 」 さん、お店も全開状態です。

この火鉢にしがみついてのように暖をとっておられました。


 東寺の御影堂にいたときも、なにせ国宝、それも 『 寝殿造り 』 です。

本来は 「 しとみ戸 」 ですから、ふきっさらしなのです。

今は障子も入れてありますが、柱は円、そこに障子を入れても

隙間だらけです。

風が強いときには部屋の書類も風に舞います。

そんななか、威力を発揮するのが 『 火鉢 』 です。

人間手を温めているというと、結構寒いところでも耐えられるものです。


 写真の火鉢、よく見ると、凹みがみえます。

今は欠けてしまっているのですが、ここにはマッチ箱を指して使う突起のような

ものがついていたのです。

その横には、たばこを置くための、二本ずつつの凹みまで作ってあります。

しかし、たばこ好きにはマッチでたばこに火を付けるより、

火鉢の中の火を火箸でつまんで火を付ける方が美味しいのです。


 今は 「 暖 」 の取り方も変わってきましたが、

温故知新、昔のものも取り入れて、いろいろ工夫してみるのも

「 エコ 」 かな、 と思います  ???







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年賀状印刷

2010-12-16 09:40:52 | 住職の活動日記
 年賀状の印刷にかかっています。

印刷機も新しくしたので、今回は自前の印刷機で作成するということにしました。

データーは、崇正が品良く作ってくれました。

「 オンデマンド 」 というか、パソコンより直接データーが印刷機に送れます。


 ところがです  …    


大きなトラブルが発生しました。  

印刷機の紙をもっていくところの部品が悪かったのでしょうか ??

年賀状の上のところに、ひっかき傷のようなものが入ってしましました。





すぐさま、「 リソー科学工業 」 さん、修理をお願いし、

部品入れ替えで、うまくできるようになりました。





     




 印刷機は 早い!!


600枚、あっという間です。


 『 月のウサギ 』 をテーマにしました。

仏教説話には 「 捨身 」 という、自分を犠牲にして

他のために尽くす、という物語がたくさん収められています。




     



 白黒印刷ですので、ウサギさんの目だけは朱で色を入れ、

生き生きした、ウサギに生まれかわりました。


 今回は珍しく 「 年賀はがき 」 を使いました。

いつもは、ほとんど別刷りで、切手を貼って出していました。

 少しだけ、手作り風というところです。


宛名が 「 タックシール 」 というのが、申し訳ないのですが、

たくさんですのでお許しください。


 タックシールを印刷したら、あとは貼るだけ、というところです。


( このことはズルしてまして、三浦先生だけは手書きで出していたのです。

  だから先生はきっと皆さんにも手書きで出していると思っておられたと思います。

  先生はそこのところは必ず手書きで返事を書いておられました。)

いまふと、申し訳なく思います。

 いろいろ自分なりに言い訳しながら、シールを貼っています。


近日中に完成の予定です。





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