本蔵院の庭では

　今年は気候のせいなのか、剪定した時期が悪かったのか、

「　紅葉　」　も綺麗ではありません。

　イチョウにいたっては色づく前に枯れてしまうような感じです。


それでも、どうにか　「　もみじ　」　だけは何とか色づきました。





　　　　　　



　朝日に照らされて、それらしく　「　プチ紅葉狩り　」　です。

面白いことに、ただ枯れていくだけと思っていましたが、

「　あじさい　」　も微妙な色の変化を見せてくれています。





　　　　　



　水遣りが良かったせいでしょうか、葉っぱも元気がありつつ、

先の方が紫色のようになってきています。


　そして、今は　「　彼岸花　」　の葉っぱも元気です。

花の色が違うように、　「　葉の形　」　も少しずつ違うようです。





　　　　



　この細身の葉は普通に見かける　「　赤の彼岸花　」　です。





　　　　




　こちらの、ややふと目の葉っぱは　「　黄色の彼岸花　」　です。

今の時期が　「　彼岸花　」　に取っては大事な時期かもしれません。

光と水を思う存分に吸収して、球根を太らせ、来年の花のために

栄養分を蓄えているのでしょう。




　　　　



　ふと、視線を感じます　！！

私の動作を注意深く見つめています。

カメラを近づけても逃げる様子はありません。

彼なりに警戒して、襲ってこないかにらんでいるのでしょう。　　


　自然界では着々と冬の準備をしています。


師走というだけで、なにかしら　「　心　」　が忙しく感じるものです。


　お寺でも加速度的に慌ただしくなっていくことでしょう。