お参りに行ったお宅で、花粉症の話から、「 アレルギー 」 の話になり、
回虫とアレルギーが不思議な関係にある、ということをお聞きしました。
昔はアレルギーはほとんどなかった、それはおなかに回虫を持っていたから、というこ
となんです。回虫がいたからアレルギーもなかった。
私達の幼少の頃は、たいていお腹の中には回虫が住んでいました。それでよく虫下しの
薬を飲まされました。
幼小の頃、家族であげる毎日の勤行、 『 かいちゅうむし とんじんち 』 と
大きな声を出して、唱えていました。これは、てっきり 『 回虫 』 が出て行くため
の、おまじないと思って一生懸命となえていました。そして、自分が肥らないのも回虫が
出て行かないためと、結構長い間、信じていました。
ある時、ずいぶん大きくなって、お経の本を開いてみたのです。
すると、 『 皆由無始 貪瞋痴 』 ( かいゆ むし とんじんち )
とあるのを見て、恥ずかしいやら、ビックリしました。 ( そうだったのか! )
最近は、除菌とか抗菌とかで、なんでもかんでも 『 菌 』 は悪いものとして
なくしてしまう傾向にあるようです。
すると、アレルギーのようなものも出てくる、というような …
( 医学を勉強してるわけではありませんので、正確なところはわかりませんが )
お彼岸は 『 中道 』 ということが大事な点です。どちらにもかたよらない、
菌がたくさんすぎても困りますが、全部なくしてしまうと、また別のものも出てくるよう
です。このどちらにもかたよらない、絶妙のバランスがとても大事なのではないでしょう
か。
本当は 最近はやっていました 『 微妙 』 ということも、この 「 絶妙のバラ
ンス 」 ということではないかと思います。
回虫とアレルギーが不思議な関係にある、ということをお聞きしました。
昔はアレルギーはほとんどなかった、それはおなかに回虫を持っていたから、というこ
となんです。回虫がいたからアレルギーもなかった。
私達の幼少の頃は、たいていお腹の中には回虫が住んでいました。それでよく虫下しの
薬を飲まされました。
幼小の頃、家族であげる毎日の勤行、 『 かいちゅうむし とんじんち 』 と
大きな声を出して、唱えていました。これは、てっきり 『 回虫 』 が出て行くため
の、おまじないと思って一生懸命となえていました。そして、自分が肥らないのも回虫が
出て行かないためと、結構長い間、信じていました。
ある時、ずいぶん大きくなって、お経の本を開いてみたのです。
すると、 『 皆由無始 貪瞋痴 』 ( かいゆ むし とんじんち )
とあるのを見て、恥ずかしいやら、ビックリしました。 ( そうだったのか! )
最近は、除菌とか抗菌とかで、なんでもかんでも 『 菌 』 は悪いものとして
なくしてしまう傾向にあるようです。
すると、アレルギーのようなものも出てくる、というような …
( 医学を勉強してるわけではありませんので、正確なところはわかりませんが )
お彼岸は 『 中道 』 ということが大事な点です。どちらにもかたよらない、
菌がたくさんすぎても困りますが、全部なくしてしまうと、また別のものも出てくるよう
です。このどちらにもかたよらない、絶妙のバランスがとても大事なのではないでしょう
か。
本当は 最近はやっていました 『 微妙 』 ということも、この 「 絶妙のバラ
ンス 」 ということではないかと思います。