本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

東寺の紋

2008-03-04 22:50:37 | 住職の活動日記
 東寺の紋は 『 八雲 』 です。

提灯とかには分かりやすく書いてあるのですが、古いほうがいいだろうと思って、

御影堂にある飾り金具にしました。

 この写真の場所は、正式には 「 中門 」 というところです。今は受付の事務所に

なっています。そこの横にあった金具です。

 写真の赤く見える所の隣には、お茶のお接待の場所があります。

以前は3時に起きて、大きなやかん二つにお湯を沸かしていました。番茶の入った袋を入

れてそこに、やかんのお湯を注ぐと出来上がりです。出来たてはなんのとも香ばしい番茶

の香りがして、とてもおいしいのですョ。

 朝参りに行かれたら是非上がってみて下さい。お勧めです。
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三浦俊良先生

2008-03-04 15:30:40 | 住職の活動日記
 京都へ行った最大の目的は 「 三浦先生に会うこと 」 「 西京極幼稚園の保育発

表会をみること 」 です。 肝心な話が後回しになってしまいました。


        ただいるだけで

     あなたがそこに
     ただいるだけで
     その場の空気が
     あかるくなる
    あなたがそこに
    ただいるだけで
    みんなのこころが
    やすらぐ
     そんなあなたに   
      わたしもなりたい

 という、相田みつを先生の言葉を思い出します。三浦先生が居られるだけで、その場の

空気が和みます。

 その先生と一緒に 「 西京極幼稚園の保育発表会 」 を見ることが出来ました。

そのプログラムたるや、午前中30曲、午後から28曲もあって、それが息つく間もなく

次々と演じられてゆきます。

 私も振り返ると40年近く、幼稚園の演技を見つづけてきました。毎年感動させられる

のですが、今年は特に 『 完璧! 』 といえるほどの出来栄えではなかったかと思い

ます。自分の子どもでもないのに、涙が込み上げてくるほどです。


 その先生方の思い入れも大変な情熱なのです。あの幼子に向かって

「 目が踊ってない ! 」  と檄が飛びます。

しかし、その言葉に答えて演じきる子ども達もすごいと思います。

 これは、子どもだからと言うのではなく、子どもを一人の仏の子として、見て

子どものもてる力を最大限に引き出しておられるからではないでしょうか。

 演技してる時の子ども達の表情はまさに、仏さまなのです。

 その演技を、じっと観つづけられる、三浦先生の目もなんともいえない表情です。

そして、一つ一つの演技に対して 「 おじょうずでした 」 「 立派ですよ 」

「 ありがとうございます 」 とマイクを持って声をかけられるお姿も感激いたしまし

た。

 三浦先生、今年、94歳になられます。

 立派 !!!   いつまでもお元気でいてください。
コメント (2)
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