本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

アゲハの幼虫発見

2007-06-24 23:52:16 | 住職の活動日記
 昨年、間違って山椒(さんしょ)の小さな木を切ってしまいました。

いつも山椒の木には、アゲハの幼虫が来ます。

今年は山椒は出ないだろうと諦めてました。ところが、

命は強いものです。小さな芽を出し、段々大きくなってきました。

 時期も遅かったし、アゲハは今年はつかない、と思ってましたが、

どこから、どうして、やって来たのでしょう。

 ちゃんと、山椒の芽が出ると、アゲハの幼虫もやってきました。

ほんとに不思議です。


 仏教では、命のあり方を、四つに分けて考えます。

「 胎・卵・湿・化 」(たい・らん・しっ・け)

 胎生-これはお腹から生まれる、人間とか動物でしょう。

 卵生-卵から生まれる生き物。

 湿生-虫とか蚊とか、どこからともなくわいて出るような生き物、

  (今日のアゲハ君も湿生ですね)

 化生-突然出てくる、人間では計り知れない生きもの (ここはちょっと難しい)


 仏教の生きものに対する、考え方、分け方も、おもしろいですね。


 湿生のアゲハ君、今後の成長を見守りたいと思います。

 ( しかし、世の中、虫が嫌いな人が結構多いので、
 
    アゲハの幼虫君のことは、内緒です、読まれても絶対口外しないで下さい )

                                               
コメント
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