秋晴れの気持ちいい先週の午前中、買い物に行く寸前のこと。
「買い物は後にして、こんな日は昭和記念公園にお弁当食べに行こう!」と一致した夫と私。
急遽予定変更して、お弁当を買いコスモスを見に昭和記念公園を目指しました。
11時頃急に決めても、実行できる近さがありがたいです。
4月にチューリップを見に行って以来の公園。
最近はレンタサイクルを借りて、巡っています。
決まった駐輪場がサイクリングコースにあり、ほとんどレンタサイクルが駐輪しています。
この赤いタンデム車、若い人や親子に人気のようで何度もすれ違いました。
みんなの原っぱに着くやいなや、端っこのベンチでお弁当を食べました。
やはり外で食べるのは、美味しい。
ひなたは暑いのですが、夏の光とは異なりやさしさがありますね。
秋風にゆらゆら揺れるコスモス、茎が細く儚げに見えても強いんですよ。
高校時代、自転車通学だった私は下校時、親友とともにコスモスが咲く河原に寄り道して帰ったことが何度かありました。
コスモスの横に座り、私たちは他愛ない話や真面目に将来のことなど、飽かずしゃべり合ったものでした。
野生のコスモスですから、踏みつけられた跡もありました。
が、そこから立ち上がり、可憐な花を咲かせているのに感動したものです。
以来、コスモスが大好きになったという、親友との乙女チックな遠い日の想い出です。
コスモスが群生している花の丘まで行ってみようと、こもれびの里の駐輪場まで走りました。
風を切って走るのは本当に爽快です。
春に来た時の風は何だか甘やかな感触でしたが、この日の風は長い夏を経た待望の涼やかさでした。
こもれびの里は武蔵野のかつての農村風景を再現した所。
10月は「十三夜」や「おかまの団子」の年中行事が行われます。
この日は外国の学校の多分、中学生が見学に訪れていました。
こもれびの里から花の丘へ足を延ばすと、見えるのはまっ黄色のキバナコスモスの群生。
個性的な雲たちです。
突然変異でしょうか、一輪だけオレンジ色のコスモスを見つけました。
園内をゆっくりと走るパークトレイン。
平日でしたが、団体さんも多いせいか出会う度に満席のようでした。
これに乗って眺めるコスモスの丘も素敵でしょうね。
せっかくだからと日本庭園にも寄りました。
入口を入ると右手にいきなりこんな歓迎が!
カラフルな和傘の路です。
路を進んで行くと、その先の芝生広場にはこんなサプライズな風景(というか作品)が!
無地と柄がある傘の配置が絶妙ですね。
こちらの展示は日本の伝統柄の競演です。
個別にも展示がありました。
全て固定してあり、ライトアップの装置もしてあるようでした。
こんな展示があるとは知らないで寄ったので、得した気分になりました。
東屋から見た池。
一部黄葉が始まっているようです。
11月3日から26日まで日本庭園のライトアップ鑑賞が開催されます。
3時間足らずの滞在でしたが、ようやく秋を体感できました。