
家に入ると美由紀はいなかったけれど湯気が出ている雑炊がありました

それを掻き込んで軽トラで徳島へ

幸い天気は昼頃までは穏やかそうな予報だったし、朝も軽い風でした

大鳴門橋を渡り、淡路島のハブ港で九時の連絡船に乗る全員はすっかり遊山気分です。
でも島に着いたら少し風が出てきていました

競争の様に舫いを外したマカナとテクは港外に出てすぐに直線の最短ルートで徳島港を目指しました

ところが・・・風が「殆ど真向かい」

エンジン全開にして進んでいくうちに少しづつ風が北に寄り時々セールも働くように

艇速も上がって二隻が横並びとなって機帆走


鳴門海峡の吐き出しを抜けると緊張は解けもう全員完全安心モード

風は益々北に振れ風力も少し上がってきましたが波が高くなる恐れのないところまで進んでいました。
船上で弁当を食べながら気楽にお喋りの快適セーリングで予定より一時間も早く徳島港の入り口に来ていました

今回のクルージングは一度ヨットを置いて帰っていたので今日まで続いているような気分でした。 そして行く時の風と波は強かったけれど斜め後ろからの風と波だったから「快調」だったし今日の復路は波が殆ど無く風も次第に良い向きとなったので「全てが愉しく順調」なクルージングと大満足で終りました

ケンチョピアに着いてヨットを繋いだ後、寛いで飲むコーヒーとタバコは極めて美味でございました

でもヨットを離れる時間には強い風と共にミゾレのような冷たい雨が吹き付けていました

ラッキーだったな~
