喜多院法興寺

住職のひとりごと

東芝、高濃度汚染水の新たな浄化装置を公開

2011-07-15 06:51:24 | Weblog
読売新聞
{東芝は14日、福島第一原子力発電所の原子炉から漏れ出した高濃度汚染水を浄化する新たな装置を報道陣に公開した。

 放射性物質を特殊な鉱物で吸着して取り除く簡単な構造で、処理の迅速化が期待できる。8月上旬の稼働を目指す。

 汚染水の浄化は現在、米キュリオン社と仏アレバ社の装置を組み合わせて使っている。

 東芝の装置は、直径1・4メートル、高さ3・6メートルで、汚染水を樹脂フィルターで浄化し、鉱物のゼオライトなどで放射性物質を吸い取る。その周りに鉛材を敷き、放射線を遮蔽する。放射能の濃度を100万分の1に下げ、1日に1200トンの処理ができる。米仏の両社の装置に比べ、汚染水を流すポンプの台数が少ないため、「故障しにくい」という。}

 現在、福島原発で汚染水の浄化は現在、米キュリオン社と仏アレバ社の装置を組み合わせて使っているが、配管からの水漏れで、故障が多発している。今回の東芝の浄化装置はゼオライトとチタンケイ酸塩を詰め込んだ直径1.4メートル、高さ3.6メートルの円筒形の容器を直列につなげ、汚染水を流して浄化するという。故障はしにくいシステムといっているので、今後、汚染水の浄化に期待したい。