喜多院法興寺

住職のひとりごと

大相撲名古屋場所に、角界再生できるか

2011-07-10 06:39:59 | Weblog
7月9日付 よみうり寸評(読売新聞)

 {本場所の初日、日本相撲協会の理事長は横綱、大関らを従えて土俵に立ち、ファンにあいさつをするのが慣例だ。
◆野球賭博事件で大揺れだった昨年の名古屋場所初日。謹慎中だった当時の武蔵川理事長に代わり、村山弘義理事長代行はこう約束した。「再生に向け、改革の場所とするために確固たる決意を持って取り組みたい」
◆1年前のあいさつとは思えない。今の角界が置かれた状況に、ぴたりと当てはまる。あす初日を迎える今年の名古屋場所で、放駒理事長がこれをそのまま“借用”することもできそうだ。
◆八百長問題で、25人の力士・親方が角界を追われた。春場所は中止となり、夏場所は無料公開の技量審査場所に姿を変えた。1月の初場所以来の本場所となる◆大関魁皇は、あと1勝で歴代トップの千代の富士の通算勝ち星に並ぶ。横綱白鵬には史上初の8場所連続優勝がかかる。関脇琴奨菊は大関に手が届くのか。
◆楽しみが多い場所で、充実した土俵を期待する。「再生」へ、仕切り直しは、もう許されない。}

 八百長問題で春場所は中止となり、夏場所は無料公開の技量審査場所に姿を変えた。名古屋場所は1月の初場所以来の本場所となる。八百長問題で失った信頼を取り戻すための再生の場所が始まる。 白鵬は朝青龍を超える単独トップの8連覇と、魁皇は千代の富士が持つ史上最多1045勝にあと1勝と迫っている。琴奨菊は大関昇進に期待がかかっている。