喜多院法興寺

住職のひとりごと

経産省幹部が株のインサイダー取引疑惑

2011-07-08 06:28:05 | Weblog
読売新聞
 {経済産業省の元審議官(52)(現官房付)による半導体大手「エルピーダメモリ」(東証1部上場、東京)株のインサイダー取引疑惑で、元審議官によるとみられる同社株の購入は、妻の名義などで2009年2月頃から複数回にわたり行われていたことがわかった。

 同省が、同社への公的資金投入を決めたのは同年6月だが、証券取引等監視委員会では、同社の再建計画に深く関わっていた元審議官が、この決定などを見越して株を購入したとみて、金融商品取引法違反容疑で慎重に調べている。監視委の調べに、元審議官は容疑を否定しているという。

 同社は半導体メモリーのDRAMを生産する国内唯一の専業メーカーで、08年秋のリーマン・ショック後に業績が急速に悪化した。関係者によると、同社の立て直しは、同省内で重要課題の一つと位置付けられており、同省は09年1月、産業活力再生特別措置法を改正し、公的資金で一般企業の経営再建を支援する新制度の制定方針を発表。省内では、この時点で「(新制度は)エルピーダ社のため」と認識されていたという。}

 経済産業省の審議官だった資源エネルギー庁の前次長による公的支援に携わっていた間に、妻名義で計約1万株の同社株が購入されていたことが関係者の話でわかった。売却で得た利益の総額は約800万円にのぼったという。普通の人では公的支援を知ることが出来ない、有利な立場を利用したインサイダー取引だと思う。経産省幹部として絶対やってはいけないことだ。