喜多院法興寺

住職のひとりごと

30キロ圏から避難3か月、高齢者77人死亡

2011-07-02 06:50:01 | Weblog
2011年7月2日(土)03:03 読売新聞 
{東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、同原発からおおむね30キロ圏内にあり、移動を余儀なくされた特別養護老人ホームと養護老人ホーム計12施設の入所者826人のうち、77人が事故から3か月以内に死亡していたことがわかった。

 12施設の昨年同期の死者は25人前後で、この約3倍に上る。各施設では移動や避難生活での疲労、環境変化などが多くの死につながったとみており、少なくとも23人の遺族が自治体に災害関連死の申請をしている。今後、東電による賠償の問題も浮上するとみられる。

 30キロ圏内にある15施設(特養ホーム13施設、養護老人ホーム2施設)のうちの11施設と、30キロ圏のすぐ外側にあり、圏内施設と同法人が運営する1施設の計12施設が取材に回答した。}

  福島第一原子力発電所事故で30キロ圏内にある特別養護老人ホームと、養護老人ホーム826人中、77人が事故から3か月以内に死亡していたことがわかった。若い健康な人でも、急激な環境の変化がストレスとなって、体調を崩す人が多い。まして体力のない老人にとって、この状態は最悪である。通常時の3倍の老人が死んでいる。災害関連死と見るのは当然だと思う。