The first day of my stay in Kyoto this year starts from Ninna-ji Temple, a famous temple in Rakuhoku area.
If you are visiting Ninna-ji Temple, starting from Kinkaku-ji temple, we recommend the route leading to Ninna-ji temple via Ryoanji temple, walking through
the Kinukake-no-michi Rd.
秋深まる京都滞在の第一日目(2017年11月23日)は洛北の名刹である仁和寺から始まります。実は昨年、大徳寺、今宮神社、金閣寺、龍安寺を辿り、最後に仁和寺を詣でたのですが、仁和寺到着後、にわかに雨が降り始めたため、境内の散策や御殿なども見ず、早々に退出していました。
今回の仁和寺訪問は天候に恵まれ、さらに紅葉の真っ盛りの時期ということで絶好の機会を得ることができました。
仁和寺の巨大な山門は仁王門(重要文化財)と呼ばれ、左右に阿吽の二王像が置かれています。石段を上り仁王門をくぐり境内へと進んでいきます。
仁王門
境内図
仁和寺は平安時代に第58代光孝天皇(884年)が西山御願寺として創建されたのが始まりで、その後、仁和4年(888)に宇多天皇が先帝の遺志を継いで、仁和寺を完成した歴史があります。宇多天皇は退位後に出家し仁和寺に住まわれました。これ以降、明治維新まで仁和寺は皇子皇孫が門跡となったことで御室御所(おむろごしょ)と呼ばれるようになりました。現在、仁和寺は真言宗御室派の総本山です。もちろん世界遺産に登録されています。
前述のように天皇家の皇子皇孫が仁和寺の門跡を務めたことから、境内には塀で囲われた御殿(宸殿)が備わっています。てっとりばやく言えばお寺の境内に「御所」が置かれているといった感じです。
私たちはまずは「御殿(宸殿)」の見学から始めることにします。御殿(宸殿)入口の受付で拝観料を納めます。
拝観料は御殿(庭園)は500円です。
入口を入ると、右手に白洲と御門が現れ、その先に立派な大玄関が構えています。
白洲と御門
大玄関
大玄関で靴を脱ぎますが、靴はビニール袋に入れて持ち歩かなければなりません。
御殿(宸殿)へ一歩足を踏み入れるとすぐに「宸殿南庭」が眼前に現れます。この南庭は白砂が敷き詰められた簡素なものですが、御所の前庭といった感じです。庭の左側に宸殿が配置され、右近の桜と左近の橘が置かれています。
南庭を望む
南庭
南庭と宸殿
廊下を進むとすぐ左側に白書院が現れます。
白書院
白書院から黒書院のある棟へと移動していきます。
黒書院の棟
黒書院の棟のさらに奥には霊明殿(れいめいでん)が置かれています。霊明殿には歴代門跡の位牌が安置されています。
霊明殿
霊明殿から宸殿棟へと移動していきます。
霊明殿から宸殿を望む
宸殿棟の廊下からは御殿の中で最も美しいとされる北庭を望むことができます。北庭は池を配し変化に富んだ景色を楽しむことができます。御殿のお庭は錦繍の彩りがそれほど目立ちませんが、木々越しに見える五重塔の姿は絶景です。
北庭
北庭
北庭
北庭
御殿の見学を終え、仁和寺境内の散策を始めることにします。
まずは境内を貫く参道を進み中門(重文)へと進んで行きます。
中門
中門
中門をくぐり、御殿の北庭から眺めた五重塔へ向かいます。楓の色づきが少ない仁和寺境内にあって、僅かながら紅葉を楽しめるのが五重塔の周辺です。
五重塔
五重塔
五重塔
五重塔
五重塔から緩やかな石段をのぼり国宝の金堂正面へ進みます。金堂は仁和寺の御本尊である阿弥陀三尊を安置しているお堂です。この建物は江戸時代の寛永年間に京都御所内の裏紫宸殿を移築したもので、宮殿建築様式を今に伝える貴重なものです。
金堂への石段
金堂
金堂へとつづく石段周辺にも美しく色づいた紅葉が境内に彩りを添えています。
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1年ぶりの仁和寺訪問を終えて、それほど離れていない場所に堂宇を構える臨済宗大本山・妙心寺へと向かいます。
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the Kinukake-no-michi Rd.
秋深まる京都滞在の第一日目(2017年11月23日)は洛北の名刹である仁和寺から始まります。実は昨年、大徳寺、今宮神社、金閣寺、龍安寺を辿り、最後に仁和寺を詣でたのですが、仁和寺到着後、にわかに雨が降り始めたため、境内の散策や御殿なども見ず、早々に退出していました。
今回の仁和寺訪問は天候に恵まれ、さらに紅葉の真っ盛りの時期ということで絶好の機会を得ることができました。
仁和寺の巨大な山門は仁王門(重要文化財)と呼ばれ、左右に阿吽の二王像が置かれています。石段を上り仁王門をくぐり境内へと進んでいきます。
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仁和寺は平安時代に第58代光孝天皇(884年)が西山御願寺として創建されたのが始まりで、その後、仁和4年(888)に宇多天皇が先帝の遺志を継いで、仁和寺を完成した歴史があります。宇多天皇は退位後に出家し仁和寺に住まわれました。これ以降、明治維新まで仁和寺は皇子皇孫が門跡となったことで御室御所(おむろごしょ)と呼ばれるようになりました。現在、仁和寺は真言宗御室派の総本山です。もちろん世界遺産に登録されています。
前述のように天皇家の皇子皇孫が仁和寺の門跡を務めたことから、境内には塀で囲われた御殿(宸殿)が備わっています。てっとりばやく言えばお寺の境内に「御所」が置かれているといった感じです。
私たちはまずは「御殿(宸殿)」の見学から始めることにします。御殿(宸殿)入口の受付で拝観料を納めます。
拝観料は御殿(庭園)は500円です。
入口を入ると、右手に白洲と御門が現れ、その先に立派な大玄関が構えています。
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大玄関で靴を脱ぎますが、靴はビニール袋に入れて持ち歩かなければなりません。
御殿(宸殿)へ一歩足を踏み入れるとすぐに「宸殿南庭」が眼前に現れます。この南庭は白砂が敷き詰められた簡素なものですが、御所の前庭といった感じです。庭の左側に宸殿が配置され、右近の桜と左近の橘が置かれています。
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廊下を進むとすぐ左側に白書院が現れます。
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白書院から黒書院のある棟へと移動していきます。
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黒書院の棟のさらに奥には霊明殿(れいめいでん)が置かれています。霊明殿には歴代門跡の位牌が安置されています。
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霊明殿から宸殿棟へと移動していきます。
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宸殿棟の廊下からは御殿の中で最も美しいとされる北庭を望むことができます。北庭は池を配し変化に富んだ景色を楽しむことができます。御殿のお庭は錦繍の彩りがそれほど目立ちませんが、木々越しに見える五重塔の姿は絶景です。
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御殿の見学を終え、仁和寺境内の散策を始めることにします。
まずは境内を貫く参道を進み中門(重文)へと進んで行きます。
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中門をくぐり、御殿の北庭から眺めた五重塔へ向かいます。楓の色づきが少ない仁和寺境内にあって、僅かながら紅葉を楽しめるのが五重塔の周辺です。
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五重塔から緩やかな石段をのぼり国宝の金堂正面へ進みます。金堂は仁和寺の御本尊である阿弥陀三尊を安置しているお堂です。この建物は江戸時代の寛永年間に京都御所内の裏紫宸殿を移築したもので、宮殿建築様式を今に伝える貴重なものです。
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金堂へとつづく石段周辺にも美しく色づいた紅葉が境内に彩りを添えています。
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1年ぶりの仁和寺訪問を終えて、それほど離れていない場所に堂宇を構える臨済宗大本山・妙心寺へと向かいます。
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