むらさめのスミ入れを行いました。
タミヤパネルラインのブラックをくぼみに落とし込んでいきます。
▼こんな感じになりました。
▼はみ出した部分をタミヤエナメルの溶剤を筆につけて広げ、ウォッシング作業をしていきます。
現役護衛艦はメディア等で見る限り船体はそれほど汚れやサビは見られないと感じているのでさっぱり目に仕上げました。
なお、サビ垂れは一切表現しませんでした。
▼エナメルが接着部分に浸透してパーツが一つ取れてしまいました。
すぐに瞬間接着剤で接着しておきます。
▼タミヤエナメルXF-25ライトシーグレーで軽〜くドライブラシをかけます。
▼お船を置くための簡単な海面を作ってみました。
厚紙にクレオスラッカーC-34スカイブルーをベース色としてムラムラに吹きました。
▼次にクレオスラッカーC-14ネービーブルーをこれもムラマラに吹き重ねていきます。
▼乾燥後にラップを上に敷いて波の表現を狙いましたが、残念な出来でイマイチでした。
ま、でもせっかく作ったので完成写真の撮影時に使ったみようと思います。
ところでこの作業中にボケを思わせる事実が発覚(まあ、オーバーな)。
在庫が2本ずつありました(大汗)。しかもちゃんとそれぞれラベルを作成しています………。
最終チェックをして、次回完成写真をアップしたいと思います。
墨入れとドライブラシで立体感と精密感が倍増しますね。
エナメル溶剤は気を付けないと接着を剥がしたり、最悪はプラ材自体を痛めたりすることがあるので要注意です。
私も以前はエナメルを使っていましたが、今はクレオスの油彩系のミスターウェザリングカラーを使っています。
キットに繊細で出来の良いモールドがあるのでそれを目立たせるのが目的のスミ入れとドライブラシが唯一の仕上げ工程になりそうです。
海上自衛隊の護衛艦はウエザリングをほとんどしないジャンルになりそうです。
プラ素材をエナメル溶剤が及ばないように充分にコートがけをしたつもりでしたが影響が出てしまいました。ただ取れた部品はデカール貼りの後に接着したものなのでコートが弱かった可能性があります。
確かに油彩を使用してのペトロール、ターペンタインの方が影響は少ないのでクレオスも使いやすいと思います。