はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

TIGER I 後期型 1/35 #27 足回りのウエザリング-2

2022-11-12 21:29:15 | 第二次大戦 ドイツ軍

足回りのウエザリング、2回目です。

▼転輪に泥汚れを施していきます。ベースとしてクレオスウエザリングカラーのサンディウォッシュを塗っていきます。
ここは車体下部の泥汚れと色合いを合わすために同じマテリアルを使っていきます。

▼専用溶剤を筆に染み込ませて汚れのムラを表現していきました。

▼乾き切っていない泥としてクレオスウエザリングカラーのグランドブラウンを主に奥まった部分へ塗っていきます。
転輪の中心部はグリス汚れと相まった汚れにするため多めに流し込みました。

▼こんな感じになりました。この後、油彩バーントアンバー+アイボリーブラックでボルト部分を中心にスミ入れを行っています。
すいません、油彩のスミ入れ作業の写真を撮り忘れました。

▼転輪が履帯とこすれてギラついた感じにするためにダークアイアンを使いましたが、どうもギラつきが鈍くなってきてしまいました。
もっと目立たせいのでシルバーを筆塗りします。本当はクレオスラッカーC-8シルバーを使いたかったのですが、ベースがラッカーなので代わりにアクリルのタミヤX-11クロームシルバーを筆塗りしました。

▼車体に取り付けてみました。
6月から7月にかけてのノルマンディー戦は乾燥した気候で行われたと推測できるのでもっと乾いた感じの泥汚れが正解かもしれません。
しかし私のスキルでは白っぽくしすぎて違和感を感じそうだったのであえて湿った泥も含んだ状態にしてみました。
ここからピグメントを試してみることもあり得ますが、時間との兼ね合いで今回はこの状態で転輪類のウエザリングを終わらすことにします。

今回はここまでです。本当は履帯のウエザリングも行い、本体を完成させたかったのですが、転輪の筆塗り作業は意外と時間をとられますね。
これが初期型や4号戦車だったら今日中に終わらなかったかもしれません。
明日は履帯のウエザリングをしますが、プラ製の可動履帯なのでエナメル性のマテリアルはプラを侵して履帯がバラバラになってしまう可能性があります。
車体下部、転輪類と同じクレオスのウエザリングカラーを使って色合いをあわせたいところですが、ここはタミヤアクリル塗料を使ってウエザリング作業をしていきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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6 コメント

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Unknown (Tristan)
2022-11-13 09:28:50
車体に取り付けるとまるで本物に見えます。
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Unknown (hajime)
2022-11-13 11:10:37
Tristan様、コメントありがとうございます。
>本物に見えます<
何よりも嬉しいお言葉。
ありがとうございます。励みになります。
返信する
海外のプロ作品かと (黒猫2号)
2022-11-13 12:02:13
こんにちは、hajime様

いや~ホイールのリアル感がハンパなくて、感動レベルです(^^)
今回初めて気付いたのですが、
車体前面に描かれている、102大隊のマークが赤色系統の”S”字と云うのが珍しいですね。
101大隊の、盾の中に”S”の描かれたマークがあまりにも有名なので、102大隊も同じようなものかと思い込んでいました(^^;

どこで読んだか記憶が定かでないのですが、ノルマンディー戦当時、
当地の天候は全般にあまりよくなく、気温も低めだったとか。

記録写真の中には地面が抜かるんでいるものも有り、
人物も皆しっかり上着を着て、袖を上げているような写真が見当たらないことから、
少なくとも6月頃は、天候が良くなく肌寒かったのではないかと思います。

なので、「湿った泥も含んだ状態」が正解ではないかと思うのですが。
返信する
お詫びと訂正 (黒猫2号)
2022-11-13 12:10:21
hajime様
大変失礼いたしました<(_ _;)>
101大隊マークの盾の中の模様は”s”ではなく、交差した鍵でした。
申し訳ありませんでした。
返信する
追加です<(_ _)> (黒猫2号)
2022-11-13 14:15:59
こんにちは、hajime様
度々申し訳ありません。
最初のコメで書かせて頂いたノルマンディー戦線における天候ですが、それについて書かれた本が分かりました。
書籍名は『ミリタリー・スナイパー』著者はマーティン・ペグラーという方で、出版社は大日本絵画です。
この205ページに、
「東部戦線を経験したあるドイツ兵の語るところによると、ノルマンディ戦線では、いっこうにやむ気配無く雨が降り続き、
そのせいでロシアより悪天候だったような印象さえ残っているという。」という記述がありました。
伝聞と云うのがちょっと難点ですが、記録写真等の情報とも合わせると概ね合っているのではないかと思います。
返信する
Unknown (hajime)
2022-11-13 21:36:03
黒猫2号様、コメントありがとうございます。
ホイールお褒めいただき、ありがとうございます。
今回は足回りのウエザリングはピグメントを使わずに済ませました。最近はファレホやAMOといった海外製品が幅を効かせていますが、国産のクレオスとタミヤのマテリアルのみで効果的な表現が出来ることが確認できたのは収穫でした。

”S”の師団マークは今回の迷彩図が出ていたガリレオ出版の「ティーガー後期型図面集」のSS第102戦車大隊でも同じ"S"となっていました。
交錯した鍵は、おしゃる通りSS第一機甲師団(LSSAH)でもありSS第101重戦車大隊のマークでもありますね。

ノルマンディー戦の天候のリサーチありがとうございます。
考えてみればノルマンディー上陸作戦は荒天の合間を縫って決行されたので、天候は不順だったのはうなづけますね。
フランス戦ってどうも乾燥した天候というイメージをもってしまっています。
転輪類のウエザリングが結果オーライとなってよかったです😄
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