はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

Spitfire Mk.I 1/72 #8 ウエザリング1

2020-11-06 18:46:30 | 第二次大戦 イギリス機

つや消しコートが乾いたので、ウエザリングに入ります。
今回は、ピンウォッシュ〜ウォッシング〜ドッティング(フィルタリング)の作業となりました。ウォッシングの後のつや消しコートの作業は今回省略しました。

▼油彩ローアンバーでピンウィッシュ(墨入れ)を行います。
ターペンタインで少し薄めた油彩を細筆に含ませてパネルの隙間に流し込んでいきます。

▼新兵器を仕入れました(笑)。スミ入れの拭き取りに使う仕上げ用ツールです。
以前、Ganpon様が使っている記事があり、とても使い易いという事だったので私も仕入れてみました。ガイアの製品でフィニッシュマスターという製品です。極細タイプを選びました。

▼使ってみた感触は? ナイスです。簡単に綺麗に拭き取れます!!
先端の白い部分のスペアも入っていますが、汚れたら拭き取った塗料の溶剤で洗って使えるのでコスパが高いと思えます。

▼主翼下面も同じようにピンウォッシュ〜ウォッシングをします。

▼ターペンタインで油彩を伸ばした後、フィニッシュマスターで拭き取りました。
バッチリです。綿棒の毛羽立ち、ティッシュの拭きにくさもこのツールによって解消されました。

▼ドッティング(フィルタリング)をかけます。
使用した油彩は、Bf109の時と同じチタニウムホワイト、ネイプルスイエロー、ウルトラマリン、ローアンバーの4色です。まずは主翼下面から始めました。

▼次に主翼下面。

▼フィニッシュマスターで車輪格納庫内の油彩を拭き取ります。
こういう狭い部分のふき取りもラクチンでした。

▼最後に機体のドッティングを行いました。

次は、排気管からの排気ガスの汚れ、機銃の硝煙汚れ、プロペラのハゲチョロ、機体のハゲチョロの修正、車輪の泥汚れなどの作業をして完成させたいと思います。

▼おまけ。
デカールを貼るためのツールを仕入れてみました。
今までは適当なタッパーの蓋に水を入れてデカールを浸して作業をしていましたが、一つ一つデカールを浸していたので結構時間がかかりました。それを改善できるかなと思って買いました。

▼さらにデカールを貼った後の水の拭き取り、気泡の排除のためのツールもあったので一緒に揃えてみました。

さあ、今度はうまく貼れるでしょうか。前回、クラキン様にデカールの貼り方をご教示していただいたのでそれを踏まえて実行したいと思います。


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6 コメント

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Unknown (Ganpon)
2020-11-06 23:58:49
hajimeさん、こんばんは。
デカールスキージーは良さそうですね。
ちょっとお高いのが難ですが。。。
フィニッシュマスターの替わりに使えそうな気もするのですが、どうでしょう?
ウェザリングで良い感じに仕上がってきています。
完成までもう少しですね。
返信する
Unknown (クラキン)
2020-11-07 08:35:08
色々と便利なツールが出ているんですね。
有益な情報をありがとうございます。
墨入れ、ウォシングはいつもやっていますがフィルタリングはやったことがないので一度挑戦してみたいと思います。
私の場合はつや消しクリアは墨入れやウォシングが全部終わった後の、最後の最後で行います。
理由はつや消しクリアの表面の微細な凸凹に墨入れやウォシングが染み込んでしまい、滲んだようになって取れなくなるからです。
今回ご紹介いただいたツールを使えば、そういう心配も無いでしょうか?9
返信する
Unknown (黒猫2号)
2020-11-07 08:37:35
おはようございます、hajime 様
72のspitfireに、怒涛の新兵器?と最新技法の投入、凄いです
飛行機にドッティングと言うのは、全く思い付きませんでした
この調子で行けば、次回には完成披露ですか?。
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Unknown (hajime)
2020-11-07 10:41:46
Ganpon様、コメントありがとうございます。
デカール貼り時の水分の拭き取りはティッシュでやっていたのですが、いまいちな感じなのでデカールスキージーとやらを買ってみました。ヨドで1Kちょっとですが、なんと交換スポンジが10個入りで約1.5Kです。やはりキモはこのスポンジなのだとは思っていましたが・・・。
水分の拭き取りなのでフィニッシュマスターの代わりに使えそうな気はします。
Spitfireはあと細かいところのウエザリングだけなのでもうすぐ完成します。
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Unknown (hajime)
2020-11-07 11:21:55
クラキン様、コメントありがとうございます。
今回のツールは、ネットで紹介されていたので買ってみました。
nippper.comというサイトです。気軽に模型をという感じなので気軽にみています
ドッティング(フィルタリング)は付けた油彩(エナメルでも可)をほとんど溶剤で落としてしまう位で丁度いい感じです。
ウォッシングに使う油彩やエナメル系塗料は、プラを侵すので保護層を作るためとデカールのテカリを防ぐためにクリアコート(光沢)をかけています。表面が滑らかになった事でウォッシング塗料が溜まる事なく滑らかに表面を流れるようになります。
おっしゃる通り、つや消しクリアコートは、デカールの保護、基本色や細部塗分色、ウォッシングやフィルタリングによってバラバラになった色調を調整するために最後に行うのが定説だと思います。
ただ、私の場合はデカールのテカリに散々苦労したせいか、ウォッシングの前にどうしてもデカールのテカリが無いことを確認しておきたいのでデカールを貼った後につや消しコートを吹いてしまいます。
今のところクリアコートを先にエアブラシしているせいか、つや消しコートをした後にウォッシングやフィルタリングをしても滲みや拭き取りにくさはほとんど感じたことはありません。
本当は最後の最後に表面の保護と色調の統一のためにつや消しコートを吹く方が良いのですが、私の場合、前述した通りデカール貼り後に吹いているのでなんとなく最後に吹かないで済ませてしまっています
クリアコートをかけた後のウォッシングであれば滲んで取れにくいこともなく今回のツールは使えると思います。
私はコート類はクレオスのラッカー系を使っていますが、ホセ・ルイスロペス氏はアクリル系のタミヤX-22クリアーにX20A溶剤とマラブのアクリル系クリアー(つや消し)を使っています。
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Unknown (hajime)
2020-11-07 11:33:07
黒猫2号様、コメントありがとうございます。
nippper.comというサイトで紹介されていたので買ってみました。フィニッシュマスターは買って正解でした。あとはデカールのために揃えたツールがどうかです。
Spitfireは酷使された状態にしたかったので経年による退色を出すためにドッティングをやりました。
作業は細部のウエザリングを残すだけなのでもうすぐ完成になります。
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