うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

イタリア・ミラノのドゥーモで....(C11)

2007年03月29日 21時01分56秒 | 新・星座物語
星座に会った。この画だ。
あ、どこかで見たよと言う人はプラネタリウムによく来る人である。
黄道12星座がまっすぐに床に描かれていて、やぎ座が壁に立ち上がっている。
やぎ座の描かれた壁の、反対壁面の天井近くに、小さな穴があいていて、
その穴から太陽光が入り、陽の小さな輪が月々の星座の画に射すというのだが、
なぜ、やぎ座が、穴のある壁から最遠の位置に描かれていたのか、定かでない。
全部の星座画を一枚づつ撮っておけばよかったと、今反省している。
星のことをよく知っておくと、旅に出ても楽しみが倍加するよ。
意外なところに、天文遺構があるものだ。
それを確認すると、ものすごくうれしい。
新しい物語が生まれそう....