宇宙帆船『Nano Sail-D』は、画像(イラスト)の通り、全くイカロスとうり二つだが、
こちらはNASAのもの。
四辺形の一辺は10mで、イカロスが14mあるのに比べれば、二回りくらい小さい。
JAXAのイカロスは、金星探査機『あかつき』と一緒に打ち上げられ、惑星間宇宙帆船として
現在 金星軌道あたりでほんわか優雅に漂っている。
『Nano Sail-D』は 地球の人工衛星だから いずれ4月頃 地球大気圏に突入する。
太陽風を浴びて宇宙空間を漂うアイデアは、何と400年も前にさかのぼる。
彗星の尾が太陽と反対側になびくのを観測して、ケプラーが考え出したアイデアだ。
アイデアはいいが実現には歳月がかかった。それはともかく、人工衛星だから地上から見える。
ISSはサッカーフィールドくらいの大きさがあるが、『Nano Sail-D』は
そのペナルティエリア程度だから、ISSに比べれば、当然光度は暗い。
それでも他の人工衛星よりは明るい方だろう。
見時を検索して、夕方で、3等以上の明るさになるのをピックアップすると...
①2/25 19:59 北ケフェウス→カペラあたりで消える。明るさ2.0等
②2/26 20:21 北西→アルデバランあたりで消える。明るさ3.2等
③2/27 19:04 北→東空よぎり→南 明るさ2.4等
④2/28 19:26 北→天頂→南(冬の大六角を縦断) 明るさ1.9等
この中では④が最高条件。いずれにせよぜひ見てみたいものだ。
この後3月上旬は毎日のように見えるが、当然、光度高度の条件はまちまち。
ISSと同日に見えると面白いが、そのチャンスは3/8にやってくるだろう。
期近になってまたお知らせしよう。
こちらはNASAのもの。
四辺形の一辺は10mで、イカロスが14mあるのに比べれば、二回りくらい小さい。
JAXAのイカロスは、金星探査機『あかつき』と一緒に打ち上げられ、惑星間宇宙帆船として
現在 金星軌道あたりでほんわか優雅に漂っている。
『Nano Sail-D』は 地球の人工衛星だから いずれ4月頃 地球大気圏に突入する。
太陽風を浴びて宇宙空間を漂うアイデアは、何と400年も前にさかのぼる。
彗星の尾が太陽と反対側になびくのを観測して、ケプラーが考え出したアイデアだ。
アイデアはいいが実現には歳月がかかった。それはともかく、人工衛星だから地上から見える。
ISSはサッカーフィールドくらいの大きさがあるが、『Nano Sail-D』は
そのペナルティエリア程度だから、ISSに比べれば、当然光度は暗い。
それでも他の人工衛星よりは明るい方だろう。
見時を検索して、夕方で、3等以上の明るさになるのをピックアップすると...
①2/25 19:59 北ケフェウス→カペラあたりで消える。明るさ2.0等
②2/26 20:21 北西→アルデバランあたりで消える。明るさ3.2等
③2/27 19:04 北→東空よぎり→南 明るさ2.4等
④2/28 19:26 北→天頂→南(冬の大六角を縦断) 明るさ1.9等
この中では④が最高条件。いずれにせよぜひ見てみたいものだ。
この後3月上旬は毎日のように見えるが、当然、光度高度の条件はまちまち。
ISSと同日に見えると面白いが、そのチャンスは3/8にやってくるだろう。
期近になってまたお知らせしよう。