うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

新星座物語 発表会....(C85)

2008年02月29日 21時20分03秒 | 新・星座物語
3月23日(日)一般プラネタリウム投影会にあわせ、「新星座物語 発表会」を
開催する。時間は14:00~15:30で、一応投稿者には全員参加を呼びかけるつもり。
中心メンバーは杉山はるかさんであり、児林一輝くんだろう。
今日、会館内に8種のポスターを貼りだした。
これはいずれ、市役所など主だったところにも貼り、広く参加を募ろう。
ポスターの一部の背景の画はこれをNASAの画像から借用した。
どこか物語を感じるだろう。

3/1 天体観望会....(834)

2008年02月28日 22時02分10秒 | うべプラネタリアン
天気予報は、気をもませたが、3月1日は星空指数80とのこと。
久しぶりにいい観望会になりそうだ。
オリオン星雲や、ぎょしゃ座の中の星団など丹念に拾えば冬の夜空ほど楽しい
フィールドはない。
これに土星が参加するのだから、あさっては楽しみだ。
うまくゆけば、カノープスも見えるだろう。
カノープスは、この観望会あたりが、このシーズンのラストチャンスかもしれない。
土星はいまから何度も何度も見られるが....

金星....(833)

2008年02月27日 15時10分23秒 | うべプラネタリアン
画像紹介に何の説明も要らぬと書いたら、何のコメントもなかった。
む...?!と立ち止まるような画と話が必要なのかもしれない。
その点、この画はどうだ。
NASA提供の最新映像だが、何だかお解りか、
惑星らしいが、水金火木土天海のうちどれだろう。
ま、海王星が正解と思う人はかなり本を読んでる。しかし、違うんだな、これが。
実は、金星だ。
探査機が、金星の近くで、紫外線で撮ったものだが、厚い雲の流れは硫酸のミストらしい。

月下のカルスト台地....(832)

2008年02月25日 22時51分55秒 | うべプラネタリアン
天体写真を撮るためにわざわざ月明の夜に秋吉台まで出張る奴の気が知れないと
いうなかれ。
宮崎さんはかくも幽幻な石灰台地の画を出してくれた。
人類の生まれ出るよりはるかに遠い過去にも、
このような月光が降りそそいでいたのだ。
カシオペアの並びすらも、その台地が海だった頃と変わらないのだろう。
この画も説明は要らない。

幸い、雪になった....(831)

2008年02月23日 21時14分36秒 | うべプラネタリアン
水曜日に、早々と、今夜の天体観望会を中止する旨、通知を出したが、
今日(2/23)は、朝からいい天気。
夕方になっても、風が強く寒さことのほかだけど、空はキンキンに晴れている。
観望会中止通知が、早まったか、マズったか、と反省しきりで、晴れることが
こんなに疎ましい夜は初めてのことだ。
かみさんは、あんたはホントに間の悪い人ね、とバカにするし、おもしろくないことしきりだったのだが...、
なんと19時半ころからにわかにかき曇り、大雪が降り出した。
ああ、曇って雪になって良かった、と胸なで下ろした。
なんとも、変な具合だ。
晴れたら晴れた、曇ったら曇った、星虫はやきもき、やきもき。
おかしな虫だの。

画像は月のクレーターではない。水星だ。まぁなんとそっくり。
これを見ると、月も水星もできて、今日まで、同じような生まれと育ちをしたのだとわかる。
同じ虫なのだ。(NASA:水星探査機メッセンジャーによる)

愛宕念仏寺....(g81)

2008年02月22日 20時28分04秒 | 仏像への憧憬
寒さが西から押し寄せて、明日から冬に逆戻りとか。
今宵は、そのせいか、厚曇りだ。ひとひらの星もない。
星のない夜は、こんな語らいもいいのではないかと思いがつのり、
私の、今ひとつの強い趣味の分野、仏像探訪のカテゴリーを設けたいと考えた。
題して「仏像への憧憬」としようか。
折に触れ、ふれあった仏様への思いを語りたい。
おつきあいをよろしくとご挨拶申し上げる。

タイトルは、「おたぎねんぶつじ」と読もう。“あたご”ではない。
このお寺は、昭和平成の仏師、故西村公朝師が再興したと言ってもいい。
京都、嵯峨野の化野念仏寺を通りすぎて、一本道を更に奥に歩いてゆこう。
古い嵯峨鳥居本の町並みを経て、行き着いたところに、このお寺はある。
ここには、公朝師が指導して彫られた現代の五百羅漢が祀られている。
この冬、初めて訪れたのだが、多くの羅漢様が愉快そうに笑ってらっしゃるお姿に愕然とした。
ことごとくの羅漢様は、微笑ではなく、呵々大笑なさっている。
こんなに楽しそうなら、そちらの岸も悪くなさそうだとしっかり納得できる気がした。
嵯峨野は秋など殺人的な混みようだが、それも化野念仏寺まで。
そこから先へもう一足歩いてご覧うじろ。
国宝級の仏様ももちろんいいけれど、現代の人々が稚拙なままに、
亡き人への思いを刻んだ野の仏様は、ずしいぃんと心身に直接侵み入るのだ。


明日からは天気が....(830)

2008年02月21日 21時35分18秒 | うべプラネタリアン
くずれるとの予報。
そのせいか昼間良く晴れていたのに、今(2/21 21:00)の空はすっかり雲に覆われて、
満月すら見えない。
明後日天体観望会の予定を、天気予報に従って、早々と1週間後の土曜(3/1)に
延期を決めたのだが、正解かもしれない。
天気を追ってやきもきしている間に、カノープスノ見頃の時期ははずれてくる。
ま、しかし、土星はだんだんに良くなるから、それはそれでいいのだけれど。

今年は、宇部天文同好会が発会して40年になると言うので、記念パーティーを開く。
全日空ホテルの一室を借りて、古い仲間にも集まって貰う。
その会合で、一旦宇部天を閉めて解消しようと考えている。
そしてそれは同時に、新宇部天(名称は新しくして)の発足となる。
新メンバーを募り、NPO法人として登録し、宇部の天文普及の中心核となってゆく。
大きな区切りの会を考えている。
タイミングは、おそらく7月の初めになる。
このことにつきアイディアの詳細を詰めてゆくので、多くの人々の意見を聞きたいと考えている。

明日は満月....(829)

2008年02月20日 20時29分31秒 | うべプラネタリアン
今宵良く晴れて皓々たる月。
冬の月は高いところにある。
月は「太陰」と言って、昼の「太陽」と相対している。陰と陽である。
月は太陽を映す陰の立場にあるから、冬、太陽が空の低い位置にあるとき月は高い位置にあり、
夏、太陽が高い頃は月は空低く光るのだ。
それにしてもいい月夜である。
風邪の名残が消えていないので、南に低い海岸まで、カノープスを見に出かけられないのがくやしい。
cosumosuさん、ちゃんと見てきて。永安さんが案内してくれるかもしれませんよ。
会館の屋上からならセントラル硝子工場の向こうに見えるのではないか、あるいはフジグランの看板の方角か、
是非皆さんに観てもらいたいのだけど、今後、天気だけでなく私の体調まで
ハザード要因になったらもうしわけないなぁ。
画像はジャンボ機で運ばれるスペースシャトル。永安さんにおんぶの形。

土曜日(2/16)に....(828)

2008年02月19日 21時06分06秒 | うべプラネタリアン
月と火星の近接を撮っていたら、ぞくっと来て大風邪を引いてしまった。
年かな、体力が気持ちほどついてこない。
日曜はそれでもプラ投影をしたのだが、夜は早々と寝込んだ。
ま、それが数日のブログ更新サボりの理由だ。
それはいいとしても、今宵(2/19)の夜は、冬にしてはまたとない星月夜。
体調に自信があったら近くの方は集めたのに、とちょっと残念。
cosumosuさん、すまぬ。
画像は、バラ星雲。NASAのページから。バラの茎まで写しこんでいる。