おおみそかの感傷のあと....(245) 2007年12月31日 23時38分46秒 | うべプラネタリアン NASAのページを開いたら、おおみそかには...むぅ、これできたかと、まいったね。 これだから、星虫はうれしい。 ホームズはカシオペアに移動したか。 ソウル&ハート星雲と二重星団とホームズ、何という取り合わせ。 これを紹介しておかねば年は明けまい。 ではでは、よいお年を。
ああ、今年が、ゆく....(244) 2007年12月31日 23時15分22秒 | うべプラネタリアン いい年だった。 いつもいい年だった。 65年すべていい年だった。 ありがとう2007年。 おかげさまです、ありがとう、みなさん。
ブログ「うべプラネタリアン」...(243) 2007年12月30日 15時45分45秒 | うべプラネタリアン このブログを開設したのが1月3日だった。ほぼ1年経った。 365㌻を超えるから、一日一件(平均)のペースは守った。 しんどい時もあったし、かみさんにドヤされたことも再三だったが、総じて楽しかった。 この楽しさは来年も続くだろう。 星ネタは星の数ほどあるからテーマに心配は要らないが、今年の目玉はともかく彗星だった。 マックノートに始まり、ホームズに終わった。 TVはどのチャンネルも回顧番組だが、今年の星の分野は充実していた。 なによりも、わたしにとって、大切な大切な星虫がわんさかわんさか集まってくれたことが、最高だった。 いろいろな意味で記憶にとどまる年だ。 おかげさまです、ありがとう、と星の数ほどの鐘の音とともにお礼を申し上げる。
つき....(D4) 2007年12月29日 15時22分57秒 | 四季の味 「つき」は月ではない。 幸運の「憑き」である。 今日かみさんと年末の買い物にでかけたら、ガラポンの福引き券を4枚貰った。 早速かみさんは福引き所でガラガラを回していたが、いきなり特賞を引き当てた。トラフグの刺身セットだ。 ガランガランと鐘が鳴って、ひやぁあとそれだけで失神しそうになったが、残り3回分ある。 勢いに乗って回したら、またまたガランガランである。今度は1等のお米5㌔。 まるで福引き荒らしだ。係のアルバイトのお兄さんの顔が引きつった。 こいつぁ年末から縁起がいい。 来年はいいことある。あるのだ。もうわかっている。 三男伸雄の結婚だ。平成20年の幸先はいい。 元日は、月齢22、下弦である。浮かれてないで、月もええかげんにせぇよと言っているのかな。
仕事納め....(242) 2007年12月28日 22時39分34秒 | うべプラネタリアン 今日が、市の仕事納め。会館も3日までクローズ。 今は冬休みだから、ウィークデイもプラネタリウムを開いたが、それも今日まで。明日からは年末年始休館。 仕事始めは、4日。その日はプラは開かないことにしているが、なぁに人は来るだろう。 来れば断るはずもない。開けることになる。 ただ、4日は、夜、天体観望会(しぶんぎ座流星群観察)を組んだから、早速の天文イベントだ。晴れたらいいなぁ。 年度で天文関係参加者の累計をとっている。 昨年度は3990人だった。今年度は後まだ3ヶ月残っているが、今日で小計をとると4100人になった。すでに昨年度を超えた。 この分なら今年度5千人を超えるかもしれない。 私がこの仕事を引き受ける前の年は、1200人だったから、4倍となったわけだ。 いかに昨今が天文ブームかということだろう。 だから、やっていて楽しいし、充実した手応えがあるのだ。 さて、来年はどんなことが宇宙(そら)で起こるだろう。
しぶんぎ座流星群....(241) 2007年12月27日 23時28分20秒 | うべプラネタリアン 1月4日(金) 初・天体観望会として、会館天体望遠鏡を開ける。 時間は18:30~21:00。 まずは、会館の20㌢望遠鏡で火星やオリオン星雲など楽しんで、 よほど天気が良ければ、20:00頃から青年の家広場に移動し、しぶんぎ座流星群を観たい。 おおみそかから元旦にかけて天気は大荒れの様子。 代わりに4日頃は回復の予報だから、ちょうどいいだろう。 松村悠希くんは、幼稚園年中さんだが毎回プラに来てくれているので、めっぽう星に詳しくなった。 親子で、4日は是非星を見に来たいと言ってくれている。 彼のためにも晴れて欲しいなあ。 永安氏にもまずは会館に集まろうよと言ったら、それがいいでしょうとの回答。 そんなわけで、プラネタリウムネットワークにも流して、それを今年の最終メッセージとした。 オリオン座は全体の領域が渦を巻くように星雲に包まれている(NASA)。
オリオン座 2....(240) 2007年12月26日 20時41分49秒 | うべプラネタリアン 星座の形は、月に行ったくらいでは変わらない。 火星に行っても変わらない。 おそらく、冥王星に行って見ても、ほとんど変わるまい。 冥王星から見たオリオンなんてあったら嬉しいだろう。 が、火星から見たオリオンならちゃんとある。 火星上の探査機が夜空を見上げて、星野写真を撮った。 こんなとき、オリオンは誰にもわかるからたのしい。 画像はオリオンが逆さになっているが、三つ星と小三つ星(オリオン大星雲)は ちゃんとわかる。
オリオン座 1 ....(239) 2007年12月26日 19時32分43秒 | うべプラネタリアン プラネタリウムの解説の仕事をしていて嬉しいのは、12月に入って冬の星座の説明をはじめるときだ。 それは、オリオンの説明が加わるからだ。なにより楽だもの。 星座の形がわかりやすくて、誰もが知っていて、物語に満ちているからだ。 しかも、オリオン座の映像は、全体の姿や、バーナードループと呼ばれるオリオン全体を包む星雲、馬頭星雲、M42、 などなど...選びきれないくらいあまりにたくさんある。 暮れも押し迫るとオリオンが南に高くなるのでますますいい調子だ。 そうした折りもおり、クリスマスに、NASAは、添付の通りのすてきなオリオン座を配信した。まいるね。 モニュメントヴァレーといえば、ジョンフォード監督の「荒野の決闘」だろう。 古いか?
「祈り」と「かぐや」....(238) 2007年12月24日 16時52分07秒 | うべプラネタリアン 本日(12/24)、JAXA/NHK のかぐやの動画CDが届いた。 日本プラネタリウム協議会提供だ。 早速プロジェクターで大きくして見た。 “地球の出”のシーンが美しい。泣けてくるほど美しい。 我が仲間の星虫たちよ、これを読んだら、プラにおいで。いっしょに見よう。 “遠ざかる地球”“月面(嵐の大洋)(北極)(南極)”“地球の出”“地球の入り”が収録されている。 このほかに、1ヶ月くらい前だが、小惑星探査機はやぶさの小惑星イトカワへの旅の物語が届いている。 「祈り」というタイトルが付いている。音楽がいい。また、泣けるのだ、これが。 はやぶさの孤独の冒険旅行に思い入れが重なる。 これもいっしょに見よう。実にいいCDだ、星虫にはたまらないね、ほんと。
ベツレヘムの星....(237) 2007年12月24日 10時54分37秒 | うべプラネタリアン キリストが生まれたとき輝いたとされるベツレヘムの星は何だったのか、 毎年のように新説が現れる。 木星と土星の合だったとか、金星だとか、彗星だとか、超新星だったとか まぁにぎやかなこと。 つい最近は、はるか彼方の銀河のなかの極超新星爆発だという説があらわれた。 キリストが生まれたとき、突然のように輝星が現れ、その星に導かれるように 東方より賢者3人が寿ぎにやってくる。 伝説的に美しいシーンだが、この星が何だったかなんて、そんなに大切なことなんだろうか。 だいたいキリストの誕生日からして、紀元前4年とか7年とか年があいまいな上に、誕生日に至っては、 12月25日なんて4~5世紀に無理やり決めたらしいので、 そのときの輝星を探るなんてどだいナンセンスだと思うのだ。 星と共に生まれるのは聖者の常だから、伝説だけでよいではないか。 まあしかし、後世の我々星虫には、その謎解きで楽しませて貰っているからありがたい話ではあるが。 画像は太陽(SOHO)。