うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

天体観望会....(10250)

2010年10月31日 22時56分31秒 | うべプラネタリアン
11/2(火)休日の前日、天体観望会を開催。
18:30~20:30 会館で木星や天王星など観望。
21:30~24:00 青年の家広場に移動してハートレイ彗星を観る。
103Pハートレイは、ふたご座からこいぬ座にいるので、東の空に上ってくるのが、23:00近くになる。
当然、その時間まで会館に居座るわけにはいかないし、そんな深夜になっても
会館あたりの街明かりは強いのでハートレイをゲットできる状態ではない。
青年の家が最適とは思えないが、多人数に分かりやすいし、行き易い。
始めから通しで参加もできるし、どちらか都合のいい方のみ参加も自由ということで、
二段構えにした。
こんなやりかたは初めてではない。小惑星ベスタとM8が重なったときも実行した。
11/2の星空指数予報は80なので晴具合はいいだろう。
明日(11/1)ネットワークに載せて呼びかける。

宇部天10月例会....(10249)

2010年10月30日 23時05分33秒 | うべプラネタリアン
どろんどろんの曇だから、今宵宇部天の例会日だが人は来ない。わずか古い仲間7人。
ところが、とんでもない古人(いにしえびと)がひょっこり顔を出してくれた。
もう30年も前の同好会会員だったというのだ。私に記憶はない(申し訳ないが)。
改めて会員になって頂いたのはいうまでもない。
これで、全会員は100人を数名超えた。が、天文クラブとの統合問題もあり、
年が明けると早々に会員の再編成に取りかからねばならない。
仕事は山積しているのに、晴れれば気はそぞろだし、曇ればなあんにもやる気は出ないし、
結局後回しのずるずるべったり。だから、人の集まりはわりぃわな。
ハートレイ観望会は、11/2に深夜までねばることを約して(場所は流動的)、今宵は散会。

万倉の星空....(10248)

2010年10月29日 22時41分56秒 | うべプラネタリアン
移動天文教室。宇部市の郊外、最も深いところ、万倉(まぐら)の万倉小学校。
町名の響きからして、星空が美しい気配がする。期待通り「まっくら」。
ここには、実は、もう6年も続いて移動天文教室に通っているのだが、今夜のように
晴れたのは初めてだ。校庭を取り囲んで体育館と校舎があるので、
空の広がりは不十分ながら、その“暗さ”は抜群だ。
はくちょう座からカシオペア座に至る銀河が鮮やかだ。つる座の二つの2等星も健やかだ。
すばるは、良くできたチャーハンのようにぱらぱらだ。アンドロメダ銀河も二重星団も肉眼でバッチリ。
こんなところならハートレイもすっとゲットできようが、あいにく20:30がお開きなので、
まだ昇ってこない。また、昇ってきたところで、今宵は21夜の月と重なる。
ま、ハートレイ彗星くんに会うのはもうしばらくお預け。

秋の天気と観望会....(10247)

2010年10月28日 11時24分15秒 | うべプラネタリアン
気温は一足飛びに冬の気配だが、お天気の変わりやすさは、やはり秋のものだ。
今夜ハートレイ彗星を観る会を考えていたが、星空指数10では話にならない。
正午の空模様も曇天。台風も近づいていることだしやむをえない。
天体観望会は開催しないこととする。もつとも呼びかけもしていないから、そのままなのだが。
今の予報では11/2のお天気が良さそうだ。台風は去るだろうから、休日前だし、
月齢もいいし、この夜、ハートレイをねらうラストチャンスの観望会を開こう。
ふふ、それもどう変わるか、天気は当てにならんけどの。

ひぇっ! 何じゃこの寒さ...(10246)

2010年10月27日 21時21分01秒 | うべプラネタリアン
日本は四季がちゃんとあって、美しい秋が来るものと68年間信じてきた。
穏やかな小春日和はどこへ行ったの?
錦秋という華やかな言葉はどこにあるの?
真夏からいきなり真冬なんて、どないなっとんのよ。
それに...今日のお天気はどうなってるの?
真っ青な昼間の青空から、18時のどんより厚い雲、かと思うと21時のギンギンの木星。
星遊びはするなということかの。
吉原の花魁道中じゃあるまいし、物見遊山でハートレイをみんなで見ようなんて、
やめちょけやめちょけってことなのかいな? んと、ふざけた天候だなぁ...
おまけに、月齢19.3の皓々とした月がハートレイの位置に重なっているし...
でもでも、そんなことにめげず、明日(10/28)は、ハートレイの近日点通過だし、
好天らしいから、夕方からねばってみよう。月も少しはズレよう。
所詮 会館の閉館時間までにハートレイに会えない(ふたご座の足元)わけで、
まずは会館に集合して、その後、大型双眼鏡を持ち出してどこか暗いところへ出張るとしよう。
10/30の天文同好会の例会日は台風14号からみで荒天予報。だから、明日だろう、今週のベストは。

わっ! 寒~い....(E1032)

2010年10月26日 20時17分25秒 | 水の存在
北の国では初雪だそうだ。
つい先日は夏の名残の大雨が奄美で大被害をもたらしたのに、今日は一転、各地で冬たより。
極端だなとおもうが、日本列島は南北に長いのだ。
朝の散歩に常盤公園に出向くと、さすが秋深まった感が強い。
所用あって午後防府へ出向いたが、途中、佐波川大橋を渡る際、姫島やその向こうの
国東半島を見ると、蜃気楼状態だった。海水温は依然高く、気温は下がったので、
逃げ水の蜃気楼となって島が浮いたのだ。秋を飛び越えて冬に転げ込むのか。
常盤公園のペリカン島の青鷺も寒そう。

宇部まつりのプラネタリウム....(10245)

2010年10月25日 22時03分47秒 | うべプラネタリアン
今まで文化の日(11/3)前後に行われていた「宇部まつり」は、今後“11月第1日曜”に
日程を定めた。ために、今年は11月7日(日)となる。
さて、日曜日は例によってプラネタリウムの一般投影日だ。
まつりのパレードはプラネタリウムのある青少年会館の交差点からスタートする。
会館としては混乱を避けるためや駐車場の関係で、館全体をクローズすることもあった。
臨時閉館になればプラネタリウムもクローズが常だ。
しかし、こう日程がもろにぶつかったのではプラを休むのは性に合わない。
日曜投影はこっちが老舗ぞ。そんなあまのじゃく性がむくむく顔をもたげるので、
絶対プラの投影会は催す。そこで、なおかつ、この日は特別投影をぶっつけたい。
当然その特別企画は、『はやぶさ』“BACK TO THE EARTH”の上映だ。
宇部天文同好会としての宇部まつり参加の一環ととらえたらいい。
ネットワークでその旨呼びかけよう。
その時までには、JAXAの、はやぶさのカプセル展示の認可可否が下りているだろうから、
どう転んでも面白いや。

ハートレイに肉薄....(10244)

2010年10月24日 21時55分18秒 | うべプラネタリアン
一つの役目を果たした探査機が再び役立つことはそうそうはない。
5年前(2005.7.4)、テンペル第1彗星に、純銅でできた370kgの衝突物をたたき込んだ
ディープインパクト探査機はまだ宇宙空間にいて、このたびハートレイ彗星の中心核に
接近してその様子を撮影するという第2のお勤めを果たすという。
計画は“デープインパクト”から“エポキシ(EPOXI)”と名は変わったが、同じ探査機だ。
さすがに、衝突物はもう吐き出したから核に迫って撮影するだけだが、あの“デープインパクト”計画を
100%成功させた探査機だからさぞ凄い映像を撮るに違いない。
最接近は11月4日とされているので、成功すればすぐNASAは公表するだろう。
ワクワクするような楽しみだ。

満月だから....(10243)

2010年10月23日 20時04分19秒 | うべプラネタリアン
淡く広がった天体は、満月に特に弱い。ハートレイ103Pなど最も不都合。
だから、ここ週末は何も予定を組んでいないのだが、幸か不幸か、厚い曇りだ。
天文同好会の例会日は最終土曜としているので、今月のように土曜が5回あれば、
第五土曜の10/30となる。この時は月齢は22。まあまあ良い方だろう。
天気次第で少しねばってみたいと考えている。

月の暈....(10242)

2010年10月22日 23時06分18秒 | うべプラネタリアン
満月が皓々と照っている。大きく暈をかむっている。薄雲が広がっているのだ。
だから、他の星は見えない。木星のみが寄り添っている。それなりに美しい夜空だ。
この暈は月に懸かっているが素は太陽光の虹だから、よく観ると七色になっているはずだが、
そこはなかなかわかりにくい。
暈は「かさ」、いわゆる「コマ」。彗星の中心部のComaと同じ意味。