うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

人をさそいだすほどの....(66)

2007年03月26日 22時44分29秒 | うべプラネタリアン
星空ではなかった。
だんだん霞が広がって、うすぼんやりした星像だったが、その分気流が安定していて、
土星や月はなかなか見ごたえがあった。
やはり、生の星はいい。
人が少なかったから、じっくり久しぶりの月面散歩を楽しんだが、添付画像の程度のシーイングだった。

昨日のブログをみて、第一助手☆SAE☆さんがお父さんとやってきた。
貸し切り状態で土星と月を撮っていた。
要領を手で覚えるとだんだんいい画が撮れる。
☆SAE☆さんは、控え目な表情だったが、土星の映像を撮ったときの顔は、
側で見ていて胸が熱くなるほど輝いていた。
あの映像を持っているだけで、あの子は、今後襲い来るだろうさまざまな波に、
りんと立ち向かって行けるだろう。
いい「お守り」になるはずだ。
「星が守る」とはそういうことかな。