うべプラネタリウム、本日一般投影のあと．．．(52)

夕刻 晴れそうだったから、天体望遠鏡をあけようと呼びかけたら、
５人の来場者があった。
しかし、空の方は、肝心の１９時ころから厚く雲が張り出し、
シリウスすら見えない状態。２０時にはあきらめて閉めた。
高校２年の女性２人が、いたく関心をしめしていたから、またきてくれるだろう。
もう一人、小学３年生の小林一輝君は、話す内容が非常に詳しいところと、よくわかっていないところが混在しているので、今まさに星の本を読んでいる最中なのだと解る。
私の話に、かぁんと対応してくる。小気味いい。
その食いつき方や、側で お母さんがはらはらしているのも、かっての、私を見るようだ。
本から入って、まだ、生の星にあまり接していないところも。
かっての私は、山川惣治にも小松崎茂にも手塚治虫にもドキドキしたけれど、野尻抱影や鈴木敬信にときめいたのだから、どこか変わった子だったのかもしれない。
(これらの名を聞いて懐かしがる人はかなりの年ですぞ．．．．ついでに、杉浦しげる、山根赤鬼青鬼、福井英一、馬場のぼる、武内つなよしって知ってます？)

ところで、３月２３日は天体観望会だ。この日は晴れてもらわなくては困る。
すばると三日月と金星の競演。
天文学的には、どってこたぁないんだけど、ともかく美しい景色のはずだ。
我ら天文ファンは、その現象が美しくさえあれば、もうそれが一番。
最高に幸せなのだ。

画像は、NASA提供スペインの城と三日月と金星